出版社内容情報
たくさん食べて、のそのそ歩くあおむしくんは、空を飛びたいなあと思いました。アゲハチョウの秘密も解説した観察写真絵本。
内容説明
ぴかぴかひかる、まあるいたまごからうまれたあおむしくん。むしゃむしゃたべて、皮ぬぎをして、あっちへのそのそ、こっちへのそのそ。ある日、てんとう虫に出会ったあおむしくんは、ぼくも空をとびたいなあ、と思うのですが…。おはなしの中に、自然と夢がいっぱいつまった、観察写真絵本。
著者等紹介
久保秀一[クボヒデカズ]
1941年東京に生まれる。日大芸術学部卒業。現在フリーの生態写真家として、単行本、教科書、教材、月刊保育絵本など幅広い分野で活躍中。物語性をもった美しい昆虫などの写真に定評がある
七尾純[ナナオジュン]
1936年秋田県に生まれる。玉川大学中退。出版社勤務を経て、現在は「本は心の砂場」をモットーに、絵本、幼年童話、科学図書などの企画、執筆に携わる
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
32
息子が選んだ絵本。私は手に取るのすら躊躇しましたが、息子がこれ借りたいと目をキラキラさせて持ってきたので借りてきました。毛虫からあおむしくんになって、さなぎそして蝶になる様子が写真で載っていて、読んでみるとその小さな生命に感動しました。とはいえ目の前に本物がいたらキャーッとなるのですけどね(;^ω^)息子の前では極力気持ち悪いとかマイナスの言葉は言わないようにしています。2020/08/23
遠い日
9
ちょっと気になるところがあったので、再読。少しずつ暖かくなってきて、チョウの季節が待ち遠しい。今年はどれだけのアゲハの幼虫と出会えるだろうか。2019/02/28
遠い日
8
アゲハチョウの成長を写真で追う。卵から孵るようす、脱皮して成長する姿、蛹を経て羽化するようす。詳細ではないが、じゅうぶん成長のドラマを楽しめる。2017/03/02
てふてふ
4
かわいい‼︎息子お気に入り。あおむしってかわいいけど、毛虫ってなんか怖いょね(^_^;)でも蝶になったら空を飛べるなんて、ドラマチック…. テントウムシさんとまた会えて良かったね。2018/05/16
ラグエル
4
よくこういう写真を撮影できたと感心する。テントウムシとの遭遇がこれまた絵になっている。蝶になってからそのテントウムシのことを思い出すなど、こころが暖まる。2011/06/13