出版社内容情報
クロオオアリを主人公に、より身近に昆虫や花たちの世界を感じさせてくれる、自然をしっかりとらえたストーリーの写真絵本。 3才から
著者等紹介
久保秀一[クボヒデカズ]
1941年東京に生まれる。日大芸術学部卒業。現在フリーの生態写真家として、単行本、教科書、教材、月刊保育絵本など幅広い分野で活躍中。物語性をもった美しい昆虫などの写真に定評がある
七尾純[ナナオジュン]
1936年秋田県に生まれる。玉川大学中退。出版社勤務を経て、現在は「本は心の砂場」をモットーに、絵本、幼年童話、科学図書などの企画、執筆に携わる
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
35
読み聞かせ(67)アリが蜜を口移しで分けるところが、何故か盛り上がった・・・エッチな意味合いはないのだけれどね。2015/06/02
かおりんご
30
写真絵本。自然科学の読み物を紹介するため、最近子どもたちがはまっているアリの本を借りてみた。春頃の話だから、ちょっと今の環境とは違うけれど、導入としてはいいかな。2015/06/01
いろ
18
近頃,時間を見つけては,4輪付道具箱を引っ張り出して来て,上に正座で座り,前のめりで,庭のアリの巣を,高見で観察する8歳男児へ。桜の木に絡めたクロオオアリの生活を描いた写真絵本。アリを主人公に擬人化した物語風で,「自然きらきら」シリーズは,もうそろそろ幼い感じになって来たかと心配したけど,まだまだ楽しく読めていてよかった。桜の葉の付け根から,甘い蜜が出ているとは知らなかった。桜の花びら絨毯に感激する息子,登場する桜は素晴らしい大木で,「こんな桜の木の下でお花見したいね~。」と惚れ惚れしていた。2016/05/31
のりたまご
7
クロオオアリと桜の木を、定点観測のように記した写真絵本。アリの顔の拡大写真、目が意外と可愛くてアゴがするどい。巣穴に蓋をするように降り積もるさくらの花びらを懸命にどかし、葉の根本の蜜をもらう。こんな小さな世界の中にも共存する関係があるのだと、知れば知るほど面白いなあ。2021/07/09
はるるん
1
虫がすきになってきた息子へ。ありとさくらのお話で、虫虫虫という感じではなく、とっても可愛らしい本でした。2016/07/20