- ホーム
- > 和書
- > 児童
- > 知育絵本
- > いろ・もじ・すうじ・アルファベット
出版社内容情報
言葉と言葉のつづきぐあいをはっきりさせたり、話し手の立場をあらわしたりする、文章のつなぎことば、助詞を47語収録。 4才から
内容説明
『言葉図鑑』シリーズは、言葉をそのはたらきごとに分けて、1巻ずつにまとめたものです。第5巻『つなぎのことば』は、むかしから、てにをはとよばれている言葉(助詞)を47語あつめました。てにをはは、いつもほかの言葉のあとについてつかわれますが、言葉と言葉のつづきぐあいや意味をはっきりさせたり、話し手の立場を表したりする大切なはたらきをもっています。絵本でとりあげるのはとてもむずかしい種類の言葉ですが、五味太郎ならではのきりくちと絵で、楽しくくりひろげられています。自分でもあれこれとためしてつかってみながら、あそんでください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
84
『言葉図鑑』シリーズ第5巻は【つなぐことば】、つまり助詞です。いわゆる【てにをは】を教えるのは大人でも難しい。文章を書く仕事に就いてる人でも間違えて使う人がいるほどです。『かぜ』を主語にして、47通りの文章とイラストを組み立てた五味太郎さんの手腕は素晴らしいです。2015/10/12
二条ママ
10
4歳0ヶ月。このシリーズ、前から買っといて、娘にはまだ早いとしまっていたが、娘はいつからか、本棚から引っ張り出して、めくっていた。今日は初めてこれ、よんでと持ってきた。かぜをめぐっていろいろな言葉と絵があって、一つの話にもなったようで、楽しかった。さすがって感じ。2015/04/10
遠い日
6
子どもたちと楽しんだ本。でも、わたしのコレクション本。5巻は「つなぎのことば」=助詞、47語。さぁて、難しい。けれども、五味さんは鮮やかに説く。かぜ(風)から始まる短文で、「が」や「は」や「の」などなどの助詞を、使いきる。情景が立ち上がり、話し手の心が動く。それが絵とともに目にも気持ちにもとびこんでくる。ラスト・ページがすてき。哀愁漂う二人の背中……。なにがあったあとなんだろう。「かぜね… かぜさ…」2013/04/15
読み人知らず
6
かぜ、でつなぎの言葉を47も。なるほどこんなにあるもんだなーっと。この図鑑シリーズを読むたびに思わさせられる。最後の終わり方がなんか素敵。巨匠さすが。2009/11/15
Sayaka
5
次女が保育園で借りてきた本。全て『かぜ』が主語であり、47の助詞を使った短文+それを表した絵が載っている。絵が文章に合っていて、うまいこと描くなぁと思う。2017/01/12