こんとん

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  • サイズ B5判/ページ数 41p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784033328904
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

中国神話に登場する不思議な生きもの「渾沌」の伝説をもとに、夢枕獏と松本大洋のコンビが新たに創りだした切なくも愛しい物語。名前がないので、誰でもない。誰でもないから、何にでもなれる。それが、こんとん。六本の足を持ち、六枚の翼を持つけれど、目も耳も鼻も口もなく、いつも空を見あげて笑っている、こんとん。
そんな、こんとんのところに、ある日、南の海の帝と北の海の帝がやってきた。
帝たちは、こんとんに、二つの目、二つの耳、二つの鼻の穴、そして口、あわせて七つの穴を作ってやることにしたのだが──。

中国神話に登場する「渾沌」の伝説をもとに、夢枕獏が語るせつない物語。
その「ものいわぬもの」のイメージを松本大洋が愛しさをこめて描いた美しい絵本。

夢枕 獏[ユメマクラバク]
著・文・その他

松本大洋[マツモトタイヨウ]
イラスト

内容説明

だれでもないから、なんにでもなれる。いつも空をみあげて、わらっている。なぞめいていて、いとおしい、ものいわぬもの、こんとん。5歳から。

著者等紹介

夢枕獏[ユメマクラバク]
1951年神奈川県生まれ。『キマイラ』『陰陽師』など数多くの人気シリーズを手がけ、これまでの業績に対して、紫綬褒章を受章、菊池寛賞、日本ミステリー文学大賞を受賞。主な作品に『上弦の月を喰べる獅子』(日本SF大賞)、『神々の山嶺』(柴田錬三郎賞)、『大江戸釣客伝』(泉鏡花文学賞、舟橋聖一文学賞、吉川英治文学賞)などがあり、絵本に『ちいさなおおきなき』(小学館児童出版文化賞)などがある

松本大洋[マツモトタイヨウ]
1967年東京都生まれ。漫画家。1986年『STRAIGHT』でデビュー。主な作品に『GOGOモンスター』(日本漫画家協会賞特別賞)、『竹光侍』(文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、手塚治虫文化賞マンガ大賞)、『Sunny』(小学館漫画賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

282
夢枕 獏は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者の絵本を読むのは初めてです。中国の故事「こんとん」という妖怪の話、完全大人向け絵本です。単なる毛むくじゃらのような気がしますが、「荘子」に登場する「渾沌」の語源とのことです。2019/02/11

シナモン

172
目も耳も鼻も口もないこんとん。それでも空をみあげて笑ってるこんとん。ある日、二つの目、二つの耳、二つの鼻のあな、そして口、七つのあなをつくられたこんとんは…。自分で見て聞いて嗅いで自分の口で語る、思えば大変なことなんだなぁ。たまには空をみあげてただ笑っている時間も大切。奥深い一冊でした。2020/06/04

KAZOO

149
贅沢な絵本ですね。夢枕獏さんの簡潔な言葉と松本大洋さんのイメージをさらに発展させてくれるような絵でもって短い話ですが楽しませてくれます。コミックでは諸星大二郎さんのもので読んだことがありますが、このような絵本では初めてです。色合いもこんとんは真っ白けでイメージ通りです。いい本でした。2019/08/04

たいぱぱ

85
獏さんと松本大洋さんの絵本。理解できるような、できないような・・・。面白い!って訳ではないけど、何かが心に引っ掛かってる感覚です。獏さんの語り口調が、途中で山下清に思えて仕方なかった。「混沌」という中国神話の怪物なんですね。はじめて知りました。2019/05/30

☆よいこ

75
大人絵本「こん・とん・こん・とん」たたいてるんじゃない、名前じゃない。いつも空をみてわらってる。しろくて不思議ないきもの?南の帝と北の帝がこんとんのところへ遊びにやってきた。帝たちはこんとんに目と耳と鼻と口をつくってやった▽自分の目で見る、きく、かぐ、自分の口でかたるのはとても大変だって。ただそこにあるだけでいいのかも2022/10/10

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