出版社内容情報
マングローブは熱帯・亜熱帯の河口などに生える木。西表島を探検して生態系を知り、世界のマングローブの破壊や植林も学びます。
内容説明
マングローブの根のひみつは?マングローブの植林は地球をすくう!?マングローブは海水につかってもだいじょうぶな木?マングローブにせまる危機!マングローブは命のゆりかご!小学校高学年から。
目次
1章 ふしぎ!水中から木が生えている!?(潮が引くと、陸地があらわれた!;ここはマングローブの森 ほか)
2章 マングローブの川をさかのぼってみよう!(ヤエヤマヒルギの森;オヒルギの森 ほか)
3章 生きものあふれるマングローブ干潟(干潟の主役は小さなカニたち;前に向かって歩くカニ!? ほか)
4章 マングローブ林が満潮で別世界に!(マングローブの根は巨大な迷路!;マングローブは小魚たちのシェルター ほか)
5章 マングローブとわたしたち(世界のマングローブ林;マングローブ林のめぐみと大切さ ほか)
著者等紹介
馬場繁幸[ババシゲユキ]
1947年、北海道生まれ。1978年、琉球大学農学部に赴任。2005年に西表島にある琉球大学の研究施設に移動、定年退職後も年の3分の1は島で暮らす。また、世界各地をとびまわりマングローブの保全や再生活動にも従事。2015年にキリバス共和国での10年以上におよぶマングローブ植林事業の功績により勲章“the Kiribati Order of Merit”を授与される。農学博士。琉球大学名誉教授。特定非営利活動法人/国際マングローブ生態系協会理事長
長島敏春[ナガシマトシハル]
1954年、東京都生まれ。外国通信社、映像制作会社を経て、2009年に自然写真家として独立。1987年に独学で水中写真を始めてから足繁く通った石垣島で、2007年にサンゴ礁の大白化現象に遭遇。以来、サンゴ礁の生と死を見つめるようになる。また、サンゴ礁とは異なる生態系を持つマングローブにもひかれ、現在は石垣島や西表島に通いながら、熱帯・亜熱帯独特の環境と生き物たちの関係をテーマに撮影するとともに、それらの環境が開発や地球温暖化の影響で消滅の危機にある現状を伝えるべく発信を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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