出版社内容情報
ウータンとポコは、ジャングルでなかまたちと楽しくくらしていました。ある日、森の木々がすこしずつ消えていっていることに気づいて……
内容説明
あついみなみのくにのジャングルの森に朝がきました。虫やどうぶつたちのなきごえ、とりたちのさえずり…森はいつでもさまざまなおとであふれています。6歳から。
著者等紹介
工藤ノリコ[クドウノリコ]
1970年横浜市生まれ、女子美術短期大学卒業。絵本作家、漫画家。『コバンツアーかぶしきがいしゃ』(偕成社)で絵本作家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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seraphim
33
ジャングルには、いろいろな動物たちが住んでいる。オランウータンのウータン、コウモリのポコとビル、などなど。みんなが仲良く暮らしている森には大きな一本の木があった。みんなはそれを王様と呼んでいた。あるとき、森の中の木や動物たちがどんどん消えていく事件が起こって…。犯人の気持ちはわかるけれど、地球の大切な木を持って行こうとするなんて!。でもちゃんと友達になれる、みんなが素敵。王様の実と、一本だけ譲ってもらった木で、素敵な森を100年200年かけて、犯人たちは育てるのだろう。どんな森になるのかが、楽しみだ。2015/02/24
mntmt
14
コマが多くて、マンガのようでした。ジャングルのなかまたちがみんなかわいい。特に、ピパが好き。2015/09/25
はな
13
図書館本。絵本と思ったらいい感じでだまされた感じ。ストーリーも面白かった。 工藤ノリコさんの書く動物たちはどの子もほんわかしていて好きです。2014/12/14
遠い日
9
絵本仕立てだけれど、漫画のコマ割りで進むお話。工藤さんが時としてとりあげているジャングルの環境を巡るテーマ。ジャングルの木が次々消えるミステリー。SFのようなシーンも絡み、謎に迫る森の仲間達。王さまと呼ばれる大きな木が見せた不思議と、ジャングルを守り抜いた仲間達の勇気がすばらしい。2014/12/19
ろばこ
7
絵本だと思ってたらコマ割りで進む漫画本。ちょいSF。2014/12/25