内容説明
「まいにちおたんじょうびして!」たんじょうびがうれしかったいっこちゃんは「まいにちたんじょうび」をすることをおもいつきました。きょうもあしたもたんじょうび…。でもなんだかちょっとへんです。
著者等紹介
正高もとこ[マサタカモトコ]
1958年京都市で生まれ、愛媛県で育つ。大阪大学人間科学部在学中に半年間、海外での遺跡発掘作業に参加。土器に描かれた模様や絵に魅せられ、卒業後、染色をはじめる。国宝の「鳥獣人物戯画」を模写し、描き始めた墨彩画で、1冊目の絵本「くものわたあめ」(福音館書店/こどものとも)を刊行。愛知県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
22
正高さん追っかけ中。隣市書庫から。誕生日を祝ってもらい、「毎日、お誕生日だったらいいな」と、素朴な願望を口にした いっこちゃん。それをすんなり受け入れるお母さん。なかなかスゴイ。そして、自分で気づかせ、ホッとさせるオチに持って行く。うまいな~♪ 最後の見返しには、いっこちゃんのケーキレシピ。2018/10/16
退院した雨巫女。
12
毎日誕生日を迎えて、ひとつずつ歳をとるとあっという間に、お婆さん。(笑)2010/10/25
とよぽん
9
子供は、無条件で親に保護され慈しみ愛される存在だということを、終末で確認できる物語だった。このお母さんの包容力は偉大だ。決して子供を否定せず、子供の思いに対して気長に向き合う。私が子育てしていた頃は、全然、このお母さんの足下にも及ばない親だったなぁ・・・。2017/07/25
遠い日
5
5歳になったいっこちゃん。お祝いしてもらい、すっかりその楽しさに浸りきってしまいます。そして、毎日毎日お誕生日だったらいいな‼︎と、祝ってもらうことを敢行します。でも、それにはお祝いのケーキは自分で作ることという条件がつきました。根気よくプレゼントまで付き合ってあげるお母さんがすごい。そして、毎日毎日1歳ずつ歳をとっていくことに違和感を覚えたいっこちゃん、自分から毎日のお誕生日をやめると宣言します。5歳は5歳がいちばんいいよね。でも、お料理をいっぱい覚えられたのは良かったですね。2024/11/17
凛
5
2歳10ヶ月。ポテトサラダを一緒に作りました。2018/09/02