内容説明
北海道の湿原。さいばんがはじまります。うったえられたのはタンチョウです。タンチョウはヤチウグイをたべます。ふえ続けるタンチョウは、もっともっとといいます。ヤチウグイのからだは、タンチョウに支払う年貢、いいかえると、税金のようなものです。「このままでは全員たべられてしまいます!」ヤチウグイがいいました。納得できない年貢のとりたてをする人のことをむかしは悪代官といいました。タンチョウはほんとうに悪代官なのか?さいばん長は、ワタリガラスです。5歳から。
著者等紹介
竹田津実[タケタズミノル]
1937年大分県生まれ。岐阜大学農学部獣医学科卒業。野生動物にあこがれて、北海道斜里郡小清水町農業共済組合・家畜診療所に獣医として赴任。1991年に退職。1966年からキタキツネの生態調査を始め、1972年より、傷ついた野生動物の保護・治療・リハビリに取り組む。写真家・エッセイストとしても活躍。北海道東川町在住
あべ弘士[アベヒロシ]
1948年北海道生まれ。1972年より、20年以上旭川市旭山動物園に勤務。飼育係としてあらゆる動物たちの世話をしながら絵を描いていたが、現在は絵を描く仕事に専念。『あらしのよるに』(講談社)で講談社出版文化賞を、『ゴリラにっき』(小学館)で小学館出版文化賞を、『どうぶつゆうびん』(講談社)で産経児童出版文化賞・ニッポン放送賞を受賞している。北海道旭川市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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