出版社内容情報
あっ、ボールが! ごろごろ、くるくる、ぽーんぽん。ボールが読者の目となって草むらの中を案内します。色彩豊かな絵本。 5才から
内容説明
くさむらの中にとびこんだボール。もしボールに感じる力があったら、何を見、考えただろうか。実験的な意欲作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひほ
21
絵も色使いもワイルドな絵本でした。2017/05/05
ベル@bell-zou
14
すごい!草むらが煌めいている!飛び込んだ真っ白なボールが草と花と虫と…私達には見えない各々の鼓動の色をぜーんぶ抱えて草むらから飛び出していく。カラフルで生き生きワクワクな作品。ミロコマチコさんが大好きな作品、と、読友さんがレビューされていて早速手に取ってみました?なるほど納得、です。2018/01/20
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
白いボールの軌道をたどっていく字のない絵本。転がったり弾んだりしながら草むらを通り抜け、動物や植物と出会っていく。白いボールはラストは出会ったものをしっかりと自分のものにしている。2023/08/27
紅生姜
4
子どもが見ているくさむらの風景ってこんな感じなのだろうか。すごく野性的で力強いくさむら。子どもの心はくさむらをころがるボールのように、自由でとどまることを知らないのだろう。2018/06/20
のん@絵本童話専門
1
何度読んでも大好き!ボールが草むらを転がっていきます。ボールの動きを線のみで描いた大胆な筆致、草花は色とりどり鮮やかに描かれており、形も個性的で、見ていてわあっと心が華やぎます。そして、最後の一文が秀逸でぐっと印象に残ります。ぱっと見何の変化も見られなくても、心の中にその経験は蓄えられているのだと。子どももそうじゃないかな。そう思うとボールそのものが子どもに見えてきます。動植物の生命力あふれる作品であると共に、成長していく我が子を想う作品に感じました。2022/10/31
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