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出版社内容情報
雪国に残る雪の精・雪女の伝説に材を得て、雪娘と若者の悲しく美しい愛の物語を、透明感あふれる文と絵で描いた創作民話絵本。 6才から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
318
昔話の『雪女』をもとにした創作童話。文は今江祥智、絵は赤羽末吉。お話は原話とは大きく異なっており、雪女であること以外はもはや別ものである。寂寥感を湛えたラストシーンの抒情は秀逸。赤羽の絵は、相変わらず風景の確かさといい、雪女のほのかな哀しみを湛えた風情といい、また余白を活かした構図といいいずれも他には求め得ないもの。表紙の絵の持つクールな色彩感覚が全編を覆うが、それだけに炎の赤が際立っている。2023/11/16
ちえ
31
読友さんのレビューより。赤羽末吉さんの透き通る様な冬の絵に引き込まれる。想像していたのとは全く違う話には驚いた、読んでいるとこれはこれでわちゃわちゃしていて楽しい。雪娘たちと村娘たちの争いとはユニーク。その中でひっそりと紡がれる恋。しかし…最後は切ない。絵とともに心に残るお話。2024/01/29
サラダボウル
17
赤羽末吉・絵 今江祥智・文。創作昔話。"透きとおるような北の冬の色でつつんだ"絵。"絶妙な描き手と組むとあっては、こちらもひとつ羽ばたいてみなければ-"(作者)。 雪女と村の女たちの壮絶な戦いにハラハラ、そして淡い恋が胸に残る。温かく豊かな文章。素晴らしい絵本。2023/12/02
ochatomo
16
「私の絵本ろん」より 今江祥智さんのユニークなアニメを思わせるようなストーリーに赤羽末吉さんのコミカルで上品な絵がぴったり 大人が楽しめる 1981刊2021/03/08
ヒラP@ehon.gohon
11
【再読】大人のための絵本2024/12/28
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