内容説明
ムニャムニャゆきのバスは、どこにいくのかって?わからないからおもしろいんじゃないの。そんなこときいてはイケマセンイケマセン。3歳から。
著者等紹介
長新太[チョウシンタ]
1927年、東京生まれ。1959年「おしゃべりなたまごやき」で文藝春秋漫画賞受賞、1981年「キャベツくん」で絵本にっぽん大賞受賞、1984年「ぞうのたまごのたまごやき」で小学館絵画賞などを受賞。絵本のほか、漫画、挿し絵、装丁、イラストレーションエッセイなど幅ひろい分野で活躍。2005年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らったった
77
何とも脱力感のある絵本。色んな人や物がバスの中から降りてくる、象徴的な絵本。中が見えないというだけで、こんなに不思議なことが起こるなんて。ムニャムニャという言葉も良いですね(*^^*)2014/01/01
Kawai Hideki
34
「ムニャムニャ」という目的地にゆくバスと、その乗客を追いかけるお話。ブザーの音は「べえーべえー」。山の上でいきなり海の魚が降りたかと思うと、次は三角定規、トマト、ズボン、徳川家康、龍…と、いろんな顔ぶれが乗っている模様。娘が大きくなったので、しばらく長新太の絵本からは遠ざかっていたけれど、子供心を取り戻すのに、長新太の絵本は自由でいいな。2021/12/26
しぃ
25
小1、徳川家康はさすがにまだ知らなかった…(笑)長さんらしいハチャメチャ展開、深く考えずにただ感じるのが正解でしょう!ベエーというリズムがくせになる。2016/03/11
ヒラP@ehon.gohon
23
頭の中がムニャムニャするような絵本です。 どこへ向かうバスなのでしょう。 誰が乗っているのでしょう。 考えてしまっては、ムニャムニャムニャとは、眠くなれません。 訳も解らず、お経のようにムニャムニャムニャしていても、悟りは開けません。 でも、どこか自分自身のガチャガチャしている頭が、リラクゼーションできたようです。 たまにはナンセンス絵本にどっぷり浸かるのも、思考回路のリセットに効果的かも知れません。2023/04/27
けんちゃん
21
べぇーべぇーと鳴るブザーとともに降りてくるお客さん、次は誰(何?)が降りてくるのかワクワクしてしまいます。いつもながら、奇想天外、支離滅裂な感じで爆走しますが、突然「まえ」「うしろ」のページに急ブレーキをかけられたようで、それがまた楽しいです。ムニャムニャって、どんなところ?なんて無粋なことは聞いてはいけません…と作者もおっしゃっています。でもやっぱり気になるなぁ。2012/09/26
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