出版社内容情報
月と太陽にまつわる対称的な寓話二編。戦争に明け暮れる世界と、平和に仲良く暮らす世界を示唆深く綴る。板絵の美しさが抜群。 小学校低学年から
内容説明
昼の空にかがやくお日さまは、みんなだいすき。みんなのたいせつなもの。ところがある日、どうかしたはずみにコロンとおちてきて、木の枝にひっかかってしまいました。さあキツネは、どうしたでしょう。するとこんどはお月さまも、空のボタンホールからすべりおちてしまいました。さあクマは、どうしたでしょう。空からながれ星のように降ってきたおはなし二つ。のぞいてみて!6・7歳から。全米児童出版協会ベスト絵本。
著者等紹介
グレゴリー,ヴァリスカ[グレゴリー,ヴァリスカ][Gregory,Valiska]
1940年、シカゴに生まれる。シカゴ大学卒業。インディアナポリス州のバトラー大学の児童文学研究所のディレクターを務めながら、創作・詩作・講演活動に励む
ヴィタール,ステファーノ[ヴィタール,ステファーノ][Vitale,Stefano]
1958年、イタリアのパドヴァに生まれる。ヴェネチア大学・ヴェローナ大学卒業。カリフォルニア大学やパサディナのデザイン・アートカレッジで絵画を学ぶ。「タイム」「ニューヨーカー」「ニューズウィーク」などの雑誌にイラストを描いたり、デザインの仕事をする。世界各国の伝統絵画を研究し、独自の画風を創造している
みきたく[ミキタク]
三木卓。1935年生まれ。静岡県出身。早稲田大学露文科卒業
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