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ながれ星がはこんできたおはなし

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  • サイズ A4判/ページ数 37p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784033278100
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

出版社内容情報

月と太陽にまつわる対称的な寓話二編。戦争に明け暮れる世界と、平和に仲良く暮らす世界を示唆深く綴る。板絵の美しさが抜群。   小学校低学年から

内容説明

昼の空にかがやくお日さまは、みんなだいすき。みんなのたいせつなもの。ところがある日、どうかしたはずみにコロンとおちてきて、木の枝にひっかかってしまいました。さあキツネは、どうしたでしょう。するとこんどはお月さまも、空のボタンホールからすべりおちてしまいました。さあクマは、どうしたでしょう。空からながれ星のように降ってきたおはなし二つ。のぞいてみて!6・7歳から。全米児童出版協会ベスト絵本。

著者等紹介

グレゴリー,ヴァリスカ[グレゴリー,ヴァリスカ][Gregory,Valiska]
1940年、シカゴに生まれる。シカゴ大学卒業。インディアナポリス州のバトラー大学の児童文学研究所のディレクターを務めながら、創作・詩作・講演活動に励む

ヴィタール,ステファーノ[ヴィタール,ステファーノ][Vitale,Stefano]
1958年、イタリアのパドヴァに生まれる。ヴェネチア大学・ヴェローナ大学卒業。カリフォルニア大学やパサディナのデザイン・アートカレッジで絵画を学ぶ。「タイム」「ニューヨーカー」「ニューズウィーク」などの雑誌にイラストを描いたり、デザインの仕事をする。世界各国の伝統絵画を研究し、独自の画風を創造している

みきたく[ミキタク]
三木卓。1935年生まれ。静岡県出身。早稲田大学露文科卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒロ@いつも心に太陽を!

11
すごく独特な絵に惹かれて。空から落ちてきた太陽と月は、まったく違う結末をたどる。独り占めしようとして奪い合うのか、誰のものでもなくみんなのものだからと協調性を発揮して大切に守っていくのか。そうか、そういうことに気づかせる絵本なのか!2011/09/11

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

8
『お日さまのおはなし』『お月さまのおはなし』どちらも空から落ちてきてしまいましたが、お日さまのおはなしは争いに、お月さまのおはなしはクマのおかげで空へ戻れます。冒頭に「きみは どちらのおはなしが すきかな?」と問われますが、大半はお月さまでしょう。でも現実はお日さまのおはなしになってしまっています、悲しいですね。三木卓さんの訳が美しい言葉をたくさん綴っています。2019/06/07

遠い日

7
空から落ちてきた太陽と月。それぞれの扱われ方が対極を示す。太陽の光(と影)を独り占めして権力を誇示しようとする動物たちは、争いを引き起こし悲惨な結果を招く。一方、賢者のクマによって、守られた月は穏やかな美しい光をなくすことなく、皆を和ませる。どことなく土着の力強さを感じさせるお話。ヴィタールの絵も拭いがたい印象を残す。2017/06/23

いっちゃん

7
太陽と月のお話。内容は争いだったり、みんなで力を合わせるものだったり、反対だったけど、とても綺麗な感じがした2014/11/10

いっちゃん

6
月のお話の方が好き。くまの話はどれも聞いてみたい。2018/07/07

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