出版社内容情報
ポケットがなくてわが子がはこべないカンガルー母さんは、町へ買物に! 明るく力強いケイティお母さんが感動的な楽しい絵本。 4才から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
45
親子の愛情。親子の触れ合い方も様々。個々人が大切にするスタイル。願い、信じ、そして行動する・・・。唯一の正解である必要はなく、幸せになるかどうか!手段が問題なのではない。愛情の”お裾分け”だよなぁ、これ!絵は、USのコミック調で、明るく・前向きな色調。ケイティ・フレディ親子の豊かな表情。無論、最後の場面の”皆”の笑顔がベスト!2014/02/02
ぼりちゃん(旧 aiaimo`olelo)
23
ハンデに向き合っていくお母さんカンガルーの姿に力をもらえた絵本でした。大粒の涙を流すお母さんカンガルーも、次の一歩を踏み出す勇気を持っているお母さんカンガルーも、どちらのお母さんカンガルーも私は好きです。そんなお母さんカンガルーといつも一緒にいる子カンガルーもね✨ 生きるということは目を閉じて歩くような難しさがある。どんな険しい道も進むしかない。そこに、生きていこうとする命の尊厳を感じた絵本です。2025/04/19
gtn
23
お母さんカンガルーは、ポケットという常識に拘り過ぎ。ライオンや鳥に尋ねた時点で、逆転の発想が生まれなかったのか。2023/12/03
スイ
20
6歳の娘、冒頭を読んで「かわいそうなんだよ…」としんみり言っていたけど、読み終えてにこにこに。 物語も絵もいい。 私は“ポケットだらけの人”のようになりたい。2021/12/07
ume 改め saryo
17
みんなが持っているものが自分だけ持っていない。そんな状況に置かれたら、ちょっと穏やかではないですよね。 でも親切な、あるいはただのお節介な(笑)人がいて、助かるようになっているのですね。 結果的に世界一ポケットの多いカンガルーにさえなってしまえば、恐いものなしですね!! 振り返ればいくらでも強がれるけど、進んでいる最中は泣きそうですよね。 うさぎやカエルの子供もポケットに入れて、『 どうですか!! 』と輝いているシーンが印象的です!!(*^O^*)2012/04/23
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