出版社内容情報
まほうつかいのノーナさま、パンやの娘バンボローナ、ドジなのっぽのアンソニーが巻きおこす、楽しくてほのぼのした物語絵本。 5才から
内容説明
まほうつかいのノーナさまのもとには、たくさんの人がなやみごとのそうだんにやってきます。パンやのバンボローナもその一人。その話をのっぽのアンソニーがたちぎきして…。人気絵本作家パオラのゆかいな物語絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花林糖
15
(図書館本)町の人達が困った時に、素敵な魔法で助けてくれるノーナさま。ノーナさまに弟子入りしたくて奮闘(?)するアンソニー。トミー・デ・パオラの絵が楽しく可愛い。2016/06/04
遠い日
8
トミー・デ・パオラの絵を求めて。パオラらしい明るい魔法話。一朝一夕には魔法は使えないのはもちろんのこと。のんびりした魔女のノーナさまが、ビシッと抑えるところは抑えて諭すのがいい。アンソニーは楽して得とることばっかり考えるから、失敗するんだよ。2017/10/17
くろばーちゃん
3
図書館の本。魔法のレッスン。なんてワクワクする内容か。絵も愛らしく、この絵にぴったりのほのぼのとしたストーリー。ドキドキもあって、最後は自分のしでかしてしまった過ちを詫び許されるという、人間として大切なことを教えてくれる本。でも、ノーナさまから魔法が教えてもらえるのが女だけというのは…。それだけ女性の地位が低かったということか。この物語の主人公バンボローナのように、実の父親にさえ理不尽にこき使われ、その駆け込み寺的存在がノーナさまだったのかなとも思うが、今の子どもに読み聞かせるにはどうかと思ってしまう。2017/11/17
timeturner
2
女じゃないと魔法を教えないなんて性差別はせずに、能力がない者はダメってすればよかったのにな。まあ、その能力をどうやって測るかが問題になるかもしれないけど。2018/05/04
ヒラP@ehon.gohon
2
絵からもみんなばればれのコメディですが、アンソニーのキャラで充分に楽し めます。 『まほうつかいのノナばあさん』でみごとノーナばあさんとコンビを組んだア ンソニーはノーナばあさんからも愛想を尽かされることなく、自分の役を楽し く演じています。 読んでいるうちに、喜劇芝居を見ている感覚になりました。2011/02/23