出版社内容情報
カバの子ヒッポは、母さんカバから厳しい言葉の特訓をうけます。力強く美しい木版画の絵本。 4才から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
319
絵も文も『三びきのやぎのがらがらどん』のマーシャ・ブラウン。今回の絵は木版画を駆使したもの。ヒッポ(かば)も、他の動物たちも、背景もいい。また、構図の工夫も冴えている。そして、木版画の持つラフで荒々しく力強いタッチが大いに効果を上げているだろう。それでいて、ちゃんと微細な感情を表現する表情も出せるのだ。お話は単純そのものなので、この絵本の生命はもっぱら木版画にかかっている。これらの絵に啓示を受ける子どもがいるかもしれない。その意味では、子どもたちの可能性を開く絵本になるかも。2023/08/23
yomineko@ヴィタリにゃん
57
読み友様からのご紹介本です📚ヒッポはカバ。ママから叫び声=威嚇する方法を教えてもらう。ほら、こうやるのよ~と。自然界は大変だ!一瞬日本人の方の作品化と思う和風な版画が素敵。ママは強い🦛🦛🦛2023/07/25
momogaga
56
積ん読解消。【おとなこそ絵本】弱肉強食、親子愛、コミュニケーションを考えさせるお話です。最近よくテレビで見かける赤ん坊のカバはピンク色ですね。2020/09/17
かおりんご
52
読み聞かせ(270)小さなヒッポが、お母さんから言葉を教わります。「グァオ」というのが大事だと。肝心なときに、この言葉がなかなか出ません。さぁ、どうなるヒッポ!ハラハラドキドキしながら、聞いていました。特に、お母さんとワニとのシーンは、食いつき度120%です。2015/01/16
くぅ
39
これは良作!そりゃそうだ。マーシャブラウンさんといえば"三びきのやぎのがらがらどん"だもの。ワニとの戦いはもう迫力満点。ワニもカバも好きな息子はもう呆然。喧嘩かな?なんていえない生死をかけた場面はみればわかる。そして全編、木目模様まで美しい版画。こういう絵本、大好きです。(3歳7か月)2020/12/23
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