出版社内容情報
北欧の村で、大勢の小人たちと一緒に生活し、プレゼント作りに励むサンタの一年間を楽しく描写。 5才から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
351
絵と文はマウリ・クンナス。フィンランドを代表する絵本作家。フィンランドといえばサンタクロースの本場(異論はありそうだが)。物語の幕開きはそのサンタたちが住む村。コルバトントリ山(いかにもフィンランド語という感じでいいな)のふもとにあるらしい。この作家の絵は、ほぼ全ページに赤がふんだんに使われている。サンタのシンボルカラーだからなのか、この人の特徴なのかはわからない。また、画面いっぱいに人やモノを溢れさせるのも得意なようだ。プレゼントを持って喜ぶカンガルーの親子の様子など、とっても温かい絵本。2023/12/06
ちゃちゃ
99
「サンタさんは、どうやって世界中の子どもたちにプレゼントを届けるの?」子どもなら誰もが抱く素朴な疑問に、夢いっぱいに答えてくれるフィンランドの名作絵本。我が家でもかつてクリスマスシーズンに何度も子どもたちに読み聞かせた。娘がまだ保育園の頃、サンタさんに送った手紙のお返事は来ないの?とつぶやいたことがあった。さて、どうするか。夫と相談してプレゼントに手紙を添えることにした。手紙はこの絵本にならって、フィンランドのコルバトントリ山の麓の村からと書いたような…(笑)。今となっては懐かしいクリスマスの思い出。2021/12/24
machi☺︎︎゛
74
子供が借りてきた本。サンタさんとお手伝いの小人たちがクリスマスに向けてプレゼントの用意をしたりする様子が可愛かった。絵も可愛くて子供と一緒に楽しめた(* ¨̮*)/♡︎サンタさんを信じている子供が可愛いなーと思いながら自分にもそんな時代があったなーと懐かしく思った。 2018/11/17
mug
58
フィンランドにある不思議な村。 そこで暮らしているのは、サンタクロースにトナカイ、そして… この絵本の主人公である何百人もの小人たち。 以前は守り神であったという小人たちがそれぞれの担当業務につき、せっせと働く様子が描かれている。 絵がとても細かくて、文章に書かれていないストーリーも想像して楽しめた😊 来年は、12月に入ったあたりから繰り返し読み聞かせたいな~♡2021/12/28
annzuhime
48
図書館本。サンタと小人たちのお仕事風景。みんな忙しそうだね。細かいイラストを娘たちがじっくり見るから、なかなか先に進まなかった笑笑。いろんな小人がいて面白かった。そしてサンタさんはなんとリウマチ!自分の体も労ってくださいねー。毎年ありがとうございます♪2021/12/27