出版社内容情報
脳炎の後遺症で重度の障害児やよいちゃん。いくる君は「きたないこわいことなんかない、やよいちゃんはやさしいんだ」と訴えます。 5才から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
26
この絵本が出されてから40年が過ぎました。 「知恵遅れ」という言葉は「知的障害」という言葉似変わり、発達障害についてもとらえ方が随分と変わってきたと思います。 でも、障害者が健常者とわだかまりなく共生できているかというと、疑問が拭えません。 自分が、障害者の生活介護施設で働いているからか、彼らの個性に対して、理解というよりも、垣根越しの許容という周りの空気を感じてしまいます。 そう考えると、この絵本は決して古くはありません。 差別社会からSDGs社会へ、まずは大人として学ぶべき絵本のように思いました。2021/08/22
ヒラP@ehon.gohon
8
【再読】大人のための絵本2023/08/23
kon
3
この絵本の初版は1981年。 今から38年前。 昔に比べると、障碍者に対して理解が僅かだ進んできているように感じるけれど、 まだまだ障碍児に対してのいじめや差別はあると思う。 こういう絵本の啓発で、子どもたちの理解が進めばよいなと思う。2019/12/16
mame
3
ちえおくれのやよいちゃんのことを、友達のいくるくんが語る絵本。あとがきも読みたい。他者の立場から考える大切さ、うん。2019/01/24
かのこ
2
関西弁で書かれてあり、読みやすかったです。優しい子もいるものですね。2022/07/21