出版社内容情報
ひとりぼっちのだんまりうさぎが、おしゃべりうさぎとめぐりあい、会いに行くために傘を作ったり、一緒にだいこんを収穫したり…。毎日が楽しくて仕方ありません。小学校低学年向。
内容説明
ひとりぼっちのだんまりうさぎにおともだちができました。やまのむこうのおしゃべりうさぎです。だんまりうさぎは、たのしくてなりません。小学2・3年生から。
著者等紹介
安房直子[アワナオコ]
1943年東京に生まれる。日本女子大学国文科卒業。在学中より山室静氏に師事、「目白児童文学」「海賊」を中心に、かずかずの美しい物語を発表。『さんしょっこ』第三回日本児童文学者協会新人賞、『北風のわすれたハンカチ』第十九回サンケイ児童出版文化賞推薦、『風と木の歌』第二十二回小学館文学賞、『遠い野ばらの村』第二十回野間児童文芸賞、『山の童話 風のローラースケート』第三回新美南吉児童文学賞、『花豆の煮えるまで―小夜の物語』赤い鳥文学賞特別賞、受賞作多数。1993年永眠
ひがしちから[ヒガシチカラ]
1972年、大分県生まれ。筑波大学芸術専門学群視覚伝達デザイン科卒業。2004年、第5回ピンポイント絵本コンペで優秀賞を受賞。受賞作をもとにつくった『えんふねにのって』(ビリケン出版)で、2006年に絵本作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のり
13
雨が続いて、傘も壊れてしまっていて、なかなか会えないうさぎ達、レインコートを使って傘を修理している間に雨もあがって…だんだん仲良くなっていく様子があたたかい。2018/04/24
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
年に2回のお楽しみ、近郊の読み聞かせグループ交流会でした。今回は私たちの町が担当しました。テーマは【出会い・友情・ともだち】です。こちらは私たちのおすすめ絵本です。2019/04/22
遠い日
8
「だんまりうさぎとおしゃべりうさぎ」シリーズ。シリーズを知らず、一作目を未読のままですが楽しめました。寂しげな顔立ちのだんまりうさぎ。ただ喋るのが苦手なだけで、ちゃんとお友だちがいることにほっとする。仲良しはちゃきちゃきした女の子のおしゃべりうさぎ。押し押しでぐいぐい来ても、だんまりうさぎは落ち着いて自分の意見をちゃんと言える子。二人の個性の違いが興味深くて、前作も読んでみます。2017/08/18
ねじ
6
シリーズ2作目。1作目は、旧版のしらかわみつおさん挿絵版を持っていたのでまだ入手してなかったのですが、なんと小学二年生の息子が、ひがしちからさんの挿絵を気に入ってしまった!なかなか安房作品を読んでくれなかった息子が、喜んで読んでくれるなんて、母は嬉しいです。息子の感想、「傘が作れるなんて、だんまりうさぎはすごいねえ!」だんまりうさぎの無口な所も、自分と重ねて気に入った様子なのでした。2019/06/26
頼ちゃん
5
なんでも手作り。お天気を合わせての暮らし。いいなあ。理想。2022/07/16
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