内容説明
大昔の海に生きていたアンモナイトってしってる?うずまきもようの石、みたことがあるでしょ?いまは絶滅してしまったので化石でしか、みることはできないよ。アンモナイトは、うずをまいたカラをもっていたけど貝のなかまじゃないんだ。イカやタコのなかまだったんだ。でもね、じつはいまも深海で生き続けているアンモナイトのなかまがいるよ。それは、オウムガイ!たいへんふしぎな関係にあるアンモナイトとオウムガイの話。さあ、はじめるよ。5歳から。
著者等紹介
三輪一雄[ミワカズオ]
1959年、大阪に生まれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けいぴ
42
今年の読書旬間のおすすめ本はこれに決めました。オウムガイの適応力と運の良さ。2020/06/22
かおりんご
36
読み聞かせ(136)科学的読み物として紹介。アンモナイトとオウムガイに興味をもった様子。オウムガイの進化に驚いていた。難しい表現があるし、ちょっと長いけれど、低学年でも楽しめます。2014/09/26
たまきら
20
恐竜と鳥、で進化について色々知識は入っていたオタマですが、オウムガイは見たことがないので興味を持つまで少しかかりました。夕飯にイカのフリッターを作ったら「オウムガイも同じ味なのかな」あはははは。2017/02/04
あおい
19
タイトルから物語だと思っていたらオウムガイとアンモナイトの関係をわかりやすく解説した科学絵本でした。オウムガイから進化したアンモナイトが絶滅する皮肉…面白かったです。2017/03/15
いろ
19
思っていたより,ガッツリ科学知識絵本だった。もう少し登場する生き物達が擬人化されていて,たくさん話したりする展開かと思っていたけど。それでも,8歳男児は,夏休み辺りで恐竜時代の話題に触れる事も多くなり,アンモナイトもよく目にしていたので,興味を示して,しっかり読めていたのでよかった。最後の年表に指を挟み,読んでいる間,度々「これはこの時代だ。」と確認している^^ 文章も説明的ではあるが,物語調の流れで子供でも分かりやすいので,十分楽しめるし,古代生物に興味を持つきっかけになりそう。何より絵が好きv2016/10/11