出版社内容情報
クリスマスの夜、マリーは、ねずみたちと戦っているくるみわり人形を助けます。バレエ組曲で有名な物語を鮮やかな色彩の絵本に。 5才から
内容説明
クリスマスの夜、マリーは、ねずみたちとたたかっているくるみわりにんぎょうを助けます。そのお礼に、マリーは、おかしの国に案内されます…。バレエ組曲としても親しまれているファンタジーの傑作を絵本化。3・4歳から。
著者等紹介
ホフマン,エルンスト・テオドール・アマデウス[ホフマン,エルンストテオドールアマデウス][Hoffmann,Ernst Theodor Amadeus]
1776年~1822年。ケーニヒスベルク(現ロシア連邦・カリーニングラード)に生まれる。司法官としての生活を送るかたわら、作家、作曲家、音楽批評家として活躍
山主敏子[ヤマヌシトシコ]
1907年、東京に生まれる。共同通信社論説委員を経て、作家、翻訳家として活躍
堀内誠一[ホリウチセイイチ]
1932年、東京に生まれる。百貨店宣伝部、企画・デザイン制作会社を経て、アート・ディレクター、エディトリアル・デザイナー、イラストレーターとして活躍。最初の絵本『くろうまブランキー』(1958年)以降、絵本や挿し絵の仕事を数多く手掛ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
マージの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
230
堀内誠一原画展「くるみわりにんぎょう」@銀座教文館にて。堀内誠一さん(1932-1987年)の生誕90周年ということで、絵本が復刊されたりしてます。雑誌an・an、POPEYE、BRUTUS、Oliveのロゴは堀内さんのデザインなんですね。そして、くるみ割り人形の恩返し。ネズミ軍団との戦いから、王国での優雅な生活へ。おとぎ話の王道いく夢のような高揚感と儚い喪失感。華やかな色使いが美しく、素晴らしい作品です。子供たち、楽しめるだろうな。2022/11/23
つくよみ
65
図書館本:クリスマスの夜、壊れてしまったくるみ割り人形を手当てしてあげた、心優しい少女、マリー。時計が12時を打った時、突如現れた、ねずみの王様に率いられた、ねずみの大群に襲われたマリーを助けたのは・・・?くるみ割り人形におかしの国に招待されたマリーは、そこで煌びやかで、この世のものとは思えない楽しい光景に出会う。有名なバレエ音楽「くるみわりにんぎょう」の原作となった作品。お菓子の国の絵を見ながらあの曲を思い起こすと、お菓子の国の光景が、いっそう素晴らしいものに見えるかも。2014/01/15
ヒラP@ehon.gohon
21
チャイコフスキーの「くるみ割り人形」のメロディとシンクロするような絵本です。 絵のタッチと言い、お話の展開と言い、バックに音楽を流したくなりました。 奇抜な内容ですが、クリスマスの日に起こった出来事ですし、人形たちの踊りの展開に導いてくれる音楽性もあって、クリスマスを演出してくれる絵本だと思います。 2022/12/29
のえる
19
クリスマス関連の絵本を読みたい🎄という訳で表紙のイラストに惹かれ図書館で借りた。 本書は『くるみわりにんぎょうとねずみの王さま』を絵本化したとのこと。 かわいらしいイラストとやさしい言葉で奏でられたファンタジー絵本。 読み進めてワクワクしたと共に原作が気になった。2020/11/27
ヒラP@ehon.gohon
17
Sデイサービスで読み聞かせしました。2022/12/14