出版社内容情報
くるまのまえとうしろ、ちゃんとみたことある?
これ、どんなくるま?
車の「前面」「背面」、そして「横面」や車と働く人をばっちり見られるシリーズの4巻目。今回は、災害がおこったときにかけつけて、みんなを助けてくれる車が続々と登場します。
<この本にでてくるくるま>
・救助工作車 ・中型水陸両用車(レッド・バスティオン) ・排水ポンプ車 ・81式自走架柱橋 ・スーパーアンビュランス(特殊救急車) ・給水車 ・野外炊具 など
著者等紹介
こわせもりやす[コワセモリヤス]
小輪瀬護安。1976年埼玉県生まれ。東北芸術工科大学芸術学部洋画コース卒業。第180回ザ・チョイス展入選(2011年)、イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選(2012年、2013年)。雑誌、書籍、グッズなどのイラストレーションでも活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りらこ
25
災害時に活躍する車に焦点を当てようという視点。頼もしくもあり、心のどこかではこれらの車が活躍しなくても済むような、災害のない日々となってほしいものだが、と思いつつ、細かいところに行き届く配慮が施されている車の機能に目を見張る。 また、車の前後と側面の図がきっちりと描かれていて、空間知覚を養うにも役立つ構成。乗り物好きな子どもたちを見ていると、空間を把握する力が優れている場合が多い。きっと乗り物好きキッズ達にとって穴の開くほど見つめたいページの数々だと思う。2021/02/15
ゆりこ
18
図書館本。のりもの好きな娘用。圧倒的な画力で、前と後と横からのりものを描いてる。娘はスーパーアンビュランスの見開きページがお気に入り。言いにくい名前の車もあるけど、楽しめた。2024/09/22
spatz
11
スーパーアンビュランス!という複雑な言葉をまだ字もろくに書けぬ小さな男の子たちが発するようになったのは、ミニカーと、そして絵本。ミニカーはどんどん増殖しちらかり踏むと痛かった。本は保育園幼稚園図書館病院の待合室、家にある本はみなボロボロ。シリーズでほかにも出ていた。災害というものを、近く感じるようになったのは、いつごろからだろうか。どこかでこの間見た、という光景に気持ちがむすびつく。そして、おとなにもこどもにも安心と共感をつたえてくれる。こんなにがんばってくれてるくるまがある、ひとがいる、と。2021/02/13
遠い日
7
シリーズ4。小輪瀬護安さんの絵を求めて。できれば遭遇せずに済ませたい災害時の救助車たち。でも、ひとたび災害が起これば、高い機能を発揮し、人々の暮らしを支える。ここに登場する7台の救助車は、実際に目にしたことはなく、テレビ等でもその一部しか見たことがないものばかり。ましてや、その前面、背面、横面どれもじっと見たことは皆無。なので、小輪瀬さんの細やかなイラストは珍しく、興味深く眺めました。特に「中型水陸両用車」、「81式自走架柱橋」や「野外炊具1号」などに興味が惹かれました。#NetGalleyJP2021/03/04
読生
3
今も大活躍してるのだろうか。 それともうまく使えないでいたりするのだろうか。 2021年刊、最新の災害対応車両たち。 この前の道路工事の車と合わせて、被災地での活躍を期待する。 道がないと災害対応車両も入れないからなあ。 この他にも次々と新たな車両が開発されていくのだろうか。2024/04/29