出版社内容情報
花や草、虫や鳥、たくさんの輝くいのちを載せて地球は回る。光あふれる鮮やかなパラダイスを描く快作。初コンビによる絵の絵本。
【著者紹介】
1935年生まれ。詩人。詩集に『のはらうた』?T??X(童話屋)『てつがくのライオン』『こどものころにみた空は』(理論社)『新編あいたくて』(新潮社)『なんとなく・青空』(文化出版局)、絵本の翻訳に『月夜のみみずく』『ゆっくりがいっぱい』(偕成社)など。2004年これまでの仕事に対して巖谷小波文芸賞、2008年『のはらうた?X』で講談社野間児童文芸賞受賞。好きな花はタンポポ。(ほかの花にはナイショだよ)
内容説明
工藤直子は地球の虫や花とあそび、石井聖岳はパラダイスを描く!異色コラボレーションによる詩の絵本。小学校中学年から。
著者等紹介
工藤直子[クドウナオコ]
1935年生まれ。詩人。2004年これまでの仕事に対して巖谷小波文芸賞、2008年『のはらうた5』で講談社野間児童文芸賞受賞
石井聖岳[イシイキヨタカ]
1976年生まれ。2007年『ふってきました』(もとしたいづみ・文、講談社)で日本絵本賞、講談社出版文化賞絵本賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やま
86
読んでいると自然にウフフフフ…、ウフフフフ…と静かな笑いが出てきます。大好きな工藤直子さんの詩と、あたたかく、大胆な石井聖岳さんの絵です。最初見たらどちらが主役か分からないような(笑) 詩に寄り添うのではなく。絵は、凄い自己主張をしています。読むのが楽しみです。詩を読んで絵を見て行くと、見事に絵は詩をホローしています。凄いですね。工藤さんの詩が、読んでいると自然にウフフフフ…、ウフフフフ…と静かな笑いが出てきます。この詩は、とても良いです。そして絵を見るとそうだよなと思えてきます。🌿続く→2021/07/11
MI
74
季節の草花や生き物たちの様子が温かい絵と詩にのせて描かれていてよかった。2024/04/11
yomineko@ヴィタリにゃん
72
読み友様からのご紹介本です。地球、特に日本の四季はこんなにも綺麗です✨✨✨やっぱり秋冬が好き!トンボって最近見かけないですね・・・😢2022/04/26
モリー
57
タイトルと表紙の絵を見た瞬間、私好みに違いないと直感しました。表紙にはオオバコ、オオイヌノフグリ、クローバー、ヨモギ、アリ、モンシロチョウ、等々、ありきたりの草花や昆虫しか描かれていません。にもかかわらず、ここぞ地球のパラダイスと言わんばかりのタイトルです。工藤直子さんの詩と石井聖岳さんの絵は相性が抜群です。虹の所まで遊びに行く途中のカタツムリに「青い光をもらっておみやげにくださいな」と声をかけるアジサイを想像する詩人と、それを美しく描く画家さんには、普通の野原も地球のパラダイスに見えるに違いありません。2019/12/18
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
48
工藤直子さんの詩と石井聖岳さんの絵のコラボ。詩の内容と絵がピッタリで、地球の生き物の輝きとパワーを感じる。2021/02/15