出版社内容情報
熱があって寝ているひさこちゃん。すると、こびとたちがおふとんの上にあらわれて、ひさこちゃんの熱を下げようと大活躍。熱を下げる大がかりなしかけの描写が楽しい絵本。
内容説明
ひさこちゃんはおねつがあって、きょうはおとなしくねていなければなりません。「つまんないなあ」ところが、おふとんにはひみつがあって、それがなんとねつのあるこどもにしかみえないものだったのです…。対象年齢3歳から。
著者等紹介
おちのりこ[オチノリコ]
1959年東京生まれ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。創作絵本や読みもの・科学絵本・翻訳など、多方面で活躍中
でくねいく[デクネイク]
1969年東京生まれ。銅版画・油彩画などの個展をひらく一方、絵本・挿絵・装画などもてがける。1988年ボローニャ国際絵本原画展入選。2003年『絵本グリムの森 あめふらし』(パロル舎)でブラティスラヴァ世界絵本原画展グランプリ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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♪みどりpiyopiyo♪
52
あらあ、ひさこちゃん、おねつが あるわ。きょうは おとなしく ねていましょうね。■なんて夢のあるお話♡ ひさこちゃんはお熱があって、今日は大人しく寝ていなければなりません。「つまんないなあ」ところが、おふとんには秘密があって…。■表紙を見たら「なんだろう?」、扉を開けば うきうきワクワク♪ あっという間に ひさこちゃんと同じ目線に引き込まれ、思いがけない展開に「???」ってなったら、最後はにっこり♡ 物語の力と絵の力☆ ■お熱のある子供にしか見えない 不思議な出来事なのでした (ღ′◡‵) (2005年)2018/12/13
浅葱@
38
熱のあるひさこちゃん。寝ていたおふとんに山を作ったらこびとたちが来た、来た。そこから展開する熱下げ機械製作。『せんろはつづく』どころじゃない、大がかりさ。不思議なこびと言葉と共にどんどん進む作業。そして無事に熱は下がるのです。漫画顔負けのコマ割りと、巻末の熱下げ機械の設計図。じっくり絵を読む絵本です。ハマる人、一部いそう(笑)2014/06/24
anne@灯れ松明の火
36
原画展開催中と知り、気になって。おちさん初読み。出久根育さんのイメージが、私の中で変わった。もっと大人っぽいというか、渋いというか、ちょっととっつきにくいイメージがあったのだが、これは可愛らしく、ファンタジックだった。熱を出したひさこちゃん。寝ていなくちゃいけないのはつまらないけれど、熱のある子どもにしか見えない"おふとんのくに"の"小人さん"に会えたよ♪ コマ割りページが沢山あって、不思議な小人語あり、次がどうなるのかとわくわく。ラストの雪だるま、小人さんに似てるね♪2015/11/16
小夜風
27
【図書館】マンガのようにコマ割りされていて、文字は殆ど無く、絵を見ていく絵本。子どもの頃、高熱にうなされて夢のような幻覚のようなものを見たことがあるのですが、こんな幻覚なら楽しそうです♪2015/06/24
る*る*る
25
マンガのようなコマ割り絵本。でも、すべてコマ割りではないから、低学年にも気に入られそう!素敵なお話(^-^)これ読むと、平日、風邪で学校欠席した時、1人で布団に入っていても飽きないよ♪きっと!この作者&画家さんコンビ、「はるさんがきた」のお二人だ〜✴︎納得!2015/01/25