出版社内容情報
"いらないともだちひきとります!おなじみキツネとオオカミが""ともだちひきとりや""を始めた。けんかばっかりしている人におすすめです。 3才から"
内容説明
えー、みなさん!“ともだちひきとりや”をしっていますか?いらないともだち、ひきとります。おいもか、ほしざかなと、こうかんです。ともだちと、けんかばっかりしているひとに、おすすめです!“ともだちひきとりや”ことキツネとオオカミより。ひきとられたともだちは、どうなるのかって?それはひみつです…!3歳から。
著者等紹介
内田麟太郎[ウチダリンタロウ]
1941年福岡県大牟田市に生まれる。個性的な文体で独自の世界を展開。主な作品は、絵本に『さかさまライオン』(童心社・第9回絵本にっぽん賞受賞)、『うそつきのつき』(文渓堂・小学館児童出版文化賞受賞)、『がたごとがたごと』(童心社・第5回日本絵本賞受賞)など多数
降矢なな[フリヤナナ]
1961年東京に生まれる。スロヴァキア共和国のブラチスラヴァ美術大学で石版画を学ぶ。和洋両方の味を合わせもった独特な画風
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
124
キツネの本心をしっかり理解した上でナイスフォローを見せるオオカミ。もうすっかり大親友。そんな2人はある日、イノシシとイタチのケンカを目撃。いばりんぼうのイノシシに対し、キツネの知恵でイタチとの仲をとりもつことに。その時の駆け引きや心理戦的な計画がまぁうまいこと(笑)さすがキツネと言わざるを得ない。 2014/08/09
masa@レビューお休み中
122
『ともだちひきとりや』は、いらないともだちを引き取ってあげる商売(?)みたいです。ことの発端は、イノシシとイタチの関係にはじまります。ともだちであるはずの彼らなのですが、会うといつもケンカをしています。そんな折に、キツネとオオカミがイノシシの前に現れて、いらないともだちとして、イタチを引き取っていくのです。あぁ、この商売はいいですね。キツネとオオカミが得をするかは別ですが、功徳にはなりそうですよね。オオカミは、だんだん野獣さがなくなってきているような…。(笑)2014/08/20
おくちゃん🍎柳緑花紅
82
ともだちひきとりや?何だか不穏。でもね、キツネさんとオオカミさんには考えがあったようです。変装したキツネさんに笑ってしまいます。鏡台に向かってお化粧、眉毛を繋げてほっぺを赤くして。ポッと顔を赤らめて、いばりやの自分をひきとってもらうイノシシさんも健気。皆で遊ぶ。めでたし。めでたし。作戦成功‼2016/11/11
☆よいこ
61
今年(2019)の干支、イノシシが出てくる絵本を読もうということで読み聞かせ。ともだちやシリーズ。いばりやのイノシシからイタチを引き取り、見せつけるように遊ぶ。だんだん落ち込むイノシシから「いばりや」を引き取る話。▽ともだちやシリーズは、各本で衣装が変わる(とても可愛い)のでそこも楽しい。2019/01/18
><
57
初版2002年。オオカミさんとキツネさん、いい!そんな方法があったんだ!友達想いな二人に感動しました。時々けんかもいいけれど、やっぱり仲良しが一番だね。2014/03/29