感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
138
最近、ソメイヨシノの枯木が倒れているけれど、私たちと同じように樹木にも寿命がある。朽ちて自然に戻っていく循環の中で、人々の手で残されていく、きりかぶ。ここに葉を広げ、みんなの瞳に花を咲かせていた姿はもうないけれど、いろんな動物たちが集まってくる。散歩をしていて切り株を見つけると、少し哀しくなったり、年輪に時の流れを感じたりするけれど、なかやみわさんの物語の視点は心を温めてくれるよう。ほのぼのとして和やかな絵柄に深く癒されていく。次は「きりかぶのともだち」を読んでみよう。きっと夢や希望に満ちているのだろう。2026/03/28
とよぽん
36
そらまめくんシリーズのなかやさんだ! 「きりかぶ」はコンパクトな絵本だが、年を取った木が切り株となった後に、想像もしなかった日々が訪れる。周りの動物たちがとてもいい。2026/04/23
Cinejazz
21
〝一本の木がありました。綺麗な花を咲かせては、みんなを喜ばせ、青々とした葉っぱをつけては、木陰をつくり、雨が降ったら、雨宿りの屋根になり、木は、みんなの役にたってきました。でも、木はやがて年を取ると、切られることになりました…。木は「切り株」になりました 「すっかり、役立たずになってしまったなあ」…切り株は、もう、花も葉っぱもつけられない。 でも…切り株だから、できることもあるかも…〟年老いても生きる喜びを想う絵本。2026/04/21
ひほ
16
読み聞かせ。年をとったら何もできなくなると思いがちだけどそんなことないよね。2022/10/19
陽子
16
再読。若い頃は青々とした葉っぱを付け花を咲かせていた一本の木は年老いて切られて「きりかぶ」になってしまう。「自分は役立たず」だと嘆くが色んな動物たちがやってきてきりかぶの頭の上で遊んだりお茶をしたり、休んだり…思い思いに楽しんでくれる。「今のあなたにしかできないこと。人を喜ばせられることがあるよ!」と励まされる。きりかぶの上のネズミの結婚式。とても可愛らしくすてき。気づきを与えてくれる優しい絵本。2018/12/08




