出版社内容情報
本を読んでいても、お絵かきしようとしても、邪魔をするへびくん。女の子とへびくんの微妙な関係をユーモアたっぷりに描きます。
著者等紹介
五味太郎[ゴミタロウ]
1945年、東京に生まれる。桑沢デザイン研究所ID科卒。工業デザインの世界から絵本の創作活動にはいり、ユニークな作品を数多く発表。その独創的な作風は子どもからおとなまで、幅広いファンを持つ。また、その活動は絵本創作以外にも、エッセイ、服飾デザイン、文房具デザイン、幼児の言語教育のためのアニメビデオ制作、CD‐ROM制作など、さまざまな分野におよんでいる。著書・著作多数
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
misa*
57
久々息子の読み聞かせ。シンプルだけどまた絵が可愛い〜。息子途中笑ってました!最後のオチがまた可愛らしかった。(1歳8ヶ月)2018/07/05
二条ママ
25
4歳7ヶ月。図書館本。近所の図書館は先日五味太郎さんの絵本コーナーを作った。久し振りに何冊を借りて帰った。これは、娘が読み聞かせをしてくれた。滑り台のところ、大笑いしたなぁ。娘が感情を込めて、あの子の表情通の声で読んだ。見事だった。2015/11/19
たーちゃん
24
息子は毎回どいてよへびくんと読む度に、「そんなこと言ったらだめだよねぇ。一緒に遊べばいいのに」と言っていました。2021/09/30
けんちゃん
21
図書館で。「どいてよ へびくん」…というネコ(?)の表情がなんともいえません!まぁ、悪気はないんだろうけどね、やっぱりご迷惑だね、へびくん…2012/10/26
ごんたろう
19
こぶたちゃんが不満を言う。どいてよへびくん。君がそこを離れてくれれば私は助かるのになあと思う。ただ、へびくんはたんにそこにいるだけなのかもしれない。本を読んだり、ソファーに座ったり、滑り台やプールだって、普通にしているだけに見える。それをこぶたちゃんは邪魔だという。だとすればこぶたちゃんの一方的な見方にも見える。あるいは逆に、へびくんは意図的に、こぶたちゃんの邪魔をしているのかもしれない。ひょっとしたら、仲良くしたくて近くをうろうろしているだろうか。遠くから二人を眺めれば、なかなかのいい関係に見えてくる。2015/06/30