内容説明
はたけのそばのあきちにあたらしいいえがたちます。こうじがはじまると、やってきたのはダンプカー、ショベルカー、ミキサーしゃ、ポンプしゃ…だいくさんたちがとんとんとん。のっぽのクレーンしゃもきましたよ。みんなでいえをたてていきます。2歳から。
著者等紹介
竹下文子[タケシタフミコ]
1957年、福岡県に生まれる。東京学芸大学卒業。「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社)で路傍の石幼少年文学賞を受賞
鈴木まもる[スズキマモル]
1952年、東京都に生まれる。東京芸術大学中退。「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社)で赤い鳥さし絵賞を、『ぼくの鳥の巣絵日記』(偕成社)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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山田太郎
43
なんか女の子の割には乗り物の本好きだなと思いつつ一緒に読む。これはお父さんも楽しかった。2016/12/12
アナクマ
35
「はたけのそばの あきち」に住宅が建設されて一家が越してくるまで。定点観測&群像ワイワイ型の一冊。家族を包む容れ物が出来上がるさまは絵でも実物でも面白い。「はじめての よる。あたらしい いえに あたらしい あかりが つきました」の夜景でハッとさせられる。◉11年刊だけど建築用式はもっと前でしょうか。教えてわかる人。2022/12/19
chiaki
29
寝る前の読み聞かせ。「家を建てるのって大工さんだけじゃないんだね。」「え!床にも壁にも電気とか水の線がとおってるの!?」長女の気づきが多かった1冊です。最後に引っ越しトラックが到着した瞬間、思わず「おー!」と歓声をあげていました。長女、一軒家への憧れがハンパない。2019/12/01
たーちゃん
25
何もないところから一軒の家が建つって魔法のよう。息子もいつか我が家から出て引っ越していくんだなとちょっと切なくなりました。2021/12/19
けんちゃん
22
本屋さんで。「せんろはつづくよ」の新シリーズ、と銘打ってあり、表紙はともかく、もしかして「あの」子どもたちが家を作るのかな…なんてドキドキしながらページをめくりましたが、特にひねりもなく、更地から家が建ち、お引っ越しが済むまでを丁寧に追って描いた作品です。家を作るのはもちろん大人の本職たち。でもこの家に携わる一人一人が、誇りを持って仕事をしている様子が伝わってきて読後感がとても気持ちの良い絵本です。2012/01/06