出版社内容情報
目の色のちがう、なかよしの3人。遊んでいるうちにハチにさされて泣き出し、みんな目が赤くなる。遊び歌と切り絵の楽しい絵本。 4才から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nakanaka
74
目の色や肌の色、髪の色が異なる三人の子供が意見の相違はありながらも仲良く遊ぶお話。人それぞれが違って当たり前なので全て受け止めていける大きな器の人間になりたいものです。読み聞かせしている中で、人種の違いがあってもいがみ合うことなく仲良くしましょうという意味があるのかなと勝手に感じました。あとがきにもそんなことは書いていませんが。2016/09/30
かおりんご
28
絵本。こんな話でしたっけ?懐かしく読みました。最後の落ちが面白い。2014/03/01
マカロニ マカロン
23
個人の感想です:B+。今から50年前に出された絵本だが、多国籍・他人種とも思われる3人の子どもが鬼ごっこ、泥んこごっこ、しゃぼん玉ごっこで遊ぶ。遊び始めるが、それぞれの遊びに不得意な子どもがいると、すぐに遊びを変えて、嫌なことを決してガマンさせないという辺りが現代の「ダイバーシティ&インクルージョン」という考え方に合致した精神が感じられる。やがて3人が一緒に遊べる遊びを見つけるのだが、最後世間の荒波に飲み込まれてしまうと言うのは考えすぎか・・・? 円形に切った色紙を貼り合わせて描いたイラストもカワイイ2024/04/08
さち
22
原画展から読。あとがきも含め、かこさんがセツルメント活動で子どもと円形、コラージュ、それを活用した物語制作活動からうまれたとのこと。はじまりは丸い色紙の組み合わせ、またはそれをパッチンと半円にしたものから。そこからさて、どんなお話しできるかな、って、こんなにできるんかーい!(>_<)目の色の違う3人のお友だちのお話、展示会の解釈に「多文化共生」まであったりしてなんて懐深いんだー!2019/05/03
たーちゃん
21
息子は「今度はこの子が泣いちゃったねー」と言っていました。2022/07/25