出版社内容情報
前作『いっぽんのせんとマヌエル』はチリの絵本。自閉症の男の子、マヌエルと作者が出会ったことで、生まれた絵本です。線が大好きなマヌエルが、線をたどって学校へいって家に帰るまでを、シンプルな言葉と絵で描きました。文字を読みにくい人たちのために、理解を助けるピクトグラムがついています。続篇となるこの絵本は、日本のオリジナルでの刊行です。外の世界に興味を持ち始めたマヌエルが、家族でピクニックに行って、いろいろな生きものに出会います。1巻目の刊行時に、プロモーションのために来日した作者と画家が、日本の保育園でワークショップをしました。そのときに日本の子どもたちから受けた刺激もあり、生まれた絵本です。ピクトグラム付き。
内容説明
この絵本は、著者のマリアさんが、「せん」が好きな自閉症の男の子マヌエルくんと知り合ったことによって生まれました。文章といっしょに、文字やお話の内容の理解の助けとなるピクトグラム(ことばを絵で表現した絵文字)がついています。せんをたどったり、ピクトグラムを見たりしていっしょにピクニックを楽しんでくださいね。3歳から。
著者等紹介
フェラーダ,マリア・ホセ[フェラーダ,マリアホセ] [Ferrada,M.J.]
1977年生まれ。チリのジャーナリスト、作家。スペインのバルセロナ大学アジア太平洋研究科修士課程を修了。子どもむけの本を多く手がけ、さまざまな国で出版されている。チリ言語アカデミー賞、スペインのオリウエラ市詩賞、イタリアのオレステ・ペラガッティ賞、メキシコのイスパノアメリカ子どものための詩賞など受賞歴多数
メナ,パト[メナ,パト] [Mena,P.]
1980年生まれ。チリの絵本作家、イラストレーター、漫画家。作品はさまざまな国で出版されている。米国のインターナショナルラテンアワード最優秀絵本賞、スペインの児童文学フェスティバル最優秀賞絵本ウォータータワー賞などを受賞。児童書の国際ブックフェアでは、チリ公式代表団にも選出される。現在はスペインのバルセロナで暮らし、スペインを拠点に活動している。パトリシオ・メナ→パト・メナと表記が変わる
星野由美[ホシノユミ]
1969年生まれ。主にスペイン語圏の絵本翻訳と、紹介につとめている。絵本サイト「ころりんころらど」を運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
うー(今年も遅くなります)
遠い日
こまさん
Olga