感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
21
舞台劇のような、雄鶏と盗人の二人芝居です。 雄鶏を盗み殺して夜明けが来ないようにしようと目論む盗人。 それにとぼけた口答えで混ぜ返す雄鶏。 ユーモアたっぷりのやり取りは、コントを見ているようです。 そんなことをやっているうちに朝が来てしまいました。 盗人は何をしたかったのでしょうね。 雄鶏が太陽を目覚めさせているという発想、意外に奥が深いように思うのですが、何かを暗示しているのでしょうか。2021/02/03
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
ローベル夫妻の絵本。朝を告げるおんどりがいなければ、ずっと夜が続き、盗みもしやすいと盗人が小屋に忍び込みます。おんどりの賢さが面白く、やり込めてしまうのが痛快です。2021/02/11
魚京童!
14
コケコッコー2016/01/12
みー
7
他館より。舞台を見ているような作り。雄鶏の方が上手^^2017/02/27
遠い日
6
アニタ・ローベルの絵を求めて。時を作り、朝の太陽を起こすおんどりと、この世を闇に沈めたい泥棒との知恵比べ。まんまとおんどりの思う壷に嵌った泥棒の浅はかさ。読み手は、はは〜んそうかとすぐに気づくのですが、やっぱり最後の爽快さを求めて読んでしまうおもしろさ。2017/01/24