出版社内容情報
ぼく、ガブリエル、3歳。うちにはかいじゅうがいるんだよ。おねえちゃんやおじちゃん、ねこやおばあちゃんにママまで、すごい顔の大きなかいじゅうになって、ぼくをおいかけてくるんだ。でも、ぼく、つかまるもんか!
最後は、ママに抱っこされたガブリエル自身がみどり色のかいじゅうになって――。
幼児が大好きな見立て遊びとくりかえしが楽しい絵本です。
子どもはちょっとドキドキしながらも安心して楽しめるので、コミュニケーションにぴったり。
作者は、世界的ベストセラー絵本〈メイシーちゃん〉シリーズでおなじみのルーシー・カズンズ。孫が小さいころ、家族でかいじゅうごっこをした体験から生まれた作品です。
内容説明
たいへん!家族がかいじゅうに!?メイシーちゃんシリーズの作者がかいた、コミュニケーションにぴったりの絵本。3歳から。
著者等紹介
カズンズ,ルーシー[カズンズ,ルーシー] [Cousins,Lucy]
1964年イギリスに生まれる。ロイヤル・カレッジ・オブ・アートでグラフィック・デザインを学ぶ。在学中に絵本賞を受賞した『ポートリーのぼうし』でデビュー
木坂涼[キサカリョウ]
埼玉県に生まれる。和光大学卒業。詩人、児童文学作家、翻訳家。詩集『ツッツッと』で現代詩花椿賞を、『金色の網』で芸術選奨新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
24
家族たちがどんどん男の子の想像の中で怪獣になっていきます。子供の想像力って凄いですよね。息子も恐竜の真似をして戦ったりするのがとても好きなので面白かったようです。2021/03/16
ツキノ
16
再読。主導権がガブリエルにあると気づく。(E179) 2021/07/06
ツキノ
14
2021年1月発行。ルーシー・カズンズといえばメイシーちゃん。長男が幼い頃、アニメをやっていたこともあり、しかけ絵本でボロボロになるまで遊んだ思い出が。ルーシーさんの孫とかいじゅうごっこをしたことを思い出して描かれたというこの作品、想像力と家族ひとりひとりとの関係性が磨かれる楽しい絵本。見返しの最初と最後のちがいも楽しめる。(E132)2021/04/29
ヨシ
10
かいじゅうごっこをする3歳の男の子とそれに付き合う優しい大人たち。そして疲れた男の子は…ラストのほっこりは全ての大人へのプレゼントです。2022/03/26
遠い日
7
家族みんなが相手をしてくれるなんて、いいおうち。怪獣ごっこは本気でやらなきゃ楽しくないもんね。お互いの信頼が目一杯の「怪獣」を作っている。2021/03/12
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