出版社内容情報
重量級のカバくんは、船乗り、飛行士、ピアニストと、次々に新しい仕事に挑戦します。おかしな結末をユーモラスな絵で語ります。 3才から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
325
マイク・セイラー・文、ロバート・グロスマン・絵。主人公はカバである。名前はまだない。しょうぼうし、ふなのり、パイロットと次々に挑戦するのだけど、どれもうまくいかない。原因は重すぎる!から。でも「ま、ぼちぼち いこか」。今江祥智訳の大阪弁がピッタリくる。絵はフィギュアめいたカバの造型が、飄々とした風情を醸し出す。色彩感覚にも優れた絵だ。2025/04/01
馨
157
絵本。関西弁でお気楽な感じが良かったです。自分に向いているものが見つかるまで、ぼちぼちいこかで良いと教わった気がします。2021/08/29
シナモン
141
「ぼく、消防士になれるやろか」「なれへんかったわ」「ふなのりはどうやろか」「どうもこうもあらへん」何度もチャレンジしては失敗するカバ。うまくいかなくても「ま、いいか。ぼちぼちいこか」心がふっと軽くなる。なんともユーモラスなカバの表情と関西弁がまた良い。「ぼちぼちいこか」と唱えるとき、これからはこのカバさんが思い浮かぶかな。2021/12/02
紫綺
101
どことなく愛嬌のある、宇宙人テイストのかばさんが、様々な仕事にチャレンジ!!身体の大きさ、重さのせいで、次々と断念。最後はハンモックに横になり、「ぼちぼちいこか」。・・・現代の就活生たちに読ませてあげたい♪2013/04/20
masa@レビューお休み中
98
これは笑っていいんだよね?あまりにもかば君が、いろんな仕事に挑戦して失敗ばかりしているから心配になってきちゃうんですよね。でもでも、それは大人の杞憂。(笑)かば君は、そんなことではへこたれないのがいいんだなぁ。消防士、船乗り、パイロット、ピアニスト、カウボーイ…なんでもチャレンジして、失敗したら次の仕事!って感じなんですよね。その切り替えの速さに驚くのと同時に、子供の頃ってこんな感覚だったのかもしれないって思うんですよね。それが、大人になるとひとつ失敗すると大変。次がないって感覚になっちゃうんだろうなぁ。2013/03/08
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