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出版社内容情報
笛吹川、釜無川、富士川の氾濫に悩まされながらも霊峰富士を仰ぎつづけた民衆の生んだ35話。「天かける黒駒」「かみなりの手形」ほか。※この書籍はハードカバーのためお届けに時間がかかります。(+1日程度)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りるふぃー
10
神話より真実味があって、昔にタイムスリップして民衆の様子をみている気分になった。2025/05/12
ワタナベ読書愛
0
1928年刊行。笛吹川や釜無川、富士山と八ヶ岳など、地名の由来となった昔の話や、全国的に知らているおとぎ話の元ネタになったような話、最近できたような話もあり、盛沢山。巻末に解説と、地図があり、土地勘のない人も位置を確認できる。気候風土が厳しく、水害や飢饉などもあった当時、人々が一生懸命に生きた壮絶な記録もある。今でもありそうな人間の愚かさを扱った話もある。ユーモアもある。なんでもある。長年、口伝えで生き残っただけあって、いまだに面白い。奇想天外な展開で、きっと話をする方もノリノリでモリモリにしたのだろう。2025/06/24