出版社内容情報
宮澤賢治のよく知られた詩に、司修が絵をつけた一冊。絵を見つつ言葉を読むことで、あらたな賢治の世界がひろがります。
【著者紹介】
1896年岩手県花巻市生まれ。1924年に詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を上梓。1933年37歳にて没。
内容説明
「雨ニモマケズ」が絵本になりました。宮澤賢治の詩に司修がていねいに絵をつけた一冊。
著者等紹介
宮澤賢治[ミヤザワケンジ]
1896年岩手県花巻市生まれ。盛岡高等農林学校農芸化学科卒業後、同校研究科修了。農業研究家・農村指導者として活動し、その文学活動は短歌から、詩・童話へと向かい、1924年に詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を上梓。1933年37歳にて没
つかさおさむ[ツカサオサム]
司修。画家、作家。1936年前橋市生まれ。1964年主体美術協会設立に参加。講談社出版文化賞ブックデザイン賞、小学館絵画賞、川端康成文学賞、産経児童出版文化賞美術賞、毎日芸術賞、大佛次郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
芍薬
16
雨ニモマケズを手元に置きたくて購入。タロットカードの様な不思議なつかさおさむさんの絵です。黒太枠の絵を塗って自分だけの雨ニモマケズにするのが楽しみです。2013/08/04
ringoringo
9
文章に添えられた絵を見ながら、いろんな膨らみを持たせることができそうで、とても良かった。何度見ても飽きないです。2015/09/12
けほんこ
6
読みました 言わずもがな 有名すぎる詩です デザイナーとか好きそう 絵が少々幾何学的で デザイン的な気がしました デザイン力皆無な私がいうのも なんですが… まっ 何度か読みたい作品です2017/08/19
ろま〜な
2
宮沢賢治の有名な詩の1行ごとに1枚の絵をつけていく、一つ一つの言葉を噛みしめながら、一枚ごとの絵に描かれている想いを感じ取りながら、二人の表現者の対話を見届けることで、世界が深まっていく。すぐに読めてしまいますが、何度でも読み返すだろう、強い力を持つ本だと思いました。■詳細感想はブロブに→http://tubam.kamakurablog.com/Entry/67/2013/08/04
ヒラP@ehon.gohon
1
宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の詩に司修さんが絵を添えた絵本ということで、気になって探し出したのですが………。 あの名詩からは想像もできない挿絵の数々。 横書きなことも、詩の区切り方についても、絵がなんだか塗り絵のようなのも、自分があの詩にイメージする世界と距離感を作ってしまいました。 司さん何をやりたかったのでしょうか。 2013/02/03




