出版社内容情報
中世のアーサー王から現代まで、時代を追ってファンタジー作品と社会背景の変化を結びつけようと試みたユニークなファンタジー論。 一般向
内容説明
中世のアーサー王伝説から、アリス、スティーブン・キングの『竜の眼』まで広く見渡しながら、時代を追って、ファンタジー作品と社会背景の変化を結びつけようと試みたユニークなファンタジー論。
目次
第1章 ファンタジーの素材
第2章 地下に潜ったフェアリーたち―中世からヴィクトリア朝までのファンタジー
第3章 黄金の鍵―ヴィクトリア朝のファンタジー
第4章 夢の日々―エドワード朝時代とその後
第5章 喜びの箱―1920年代と1930年代のファンタジー
第6章 第二次世界大戦の陰で遊ぶ―1940年代のファンタジー
第7章 行きて帰りし物語―1950年代のファンタジー
第8章 リアリティの拡大―1960年代のファンタジー
第9章 闇の戦い―1970年代のファンタジー
第10章 ありそうなことと、もっともらしさ―1980年代のファンタジー