物語と歩いてきた道―インタビュー・スピーチ&エッセイ集

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784030034402
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

『精霊の守り人』にはじまる「守り人」シリーズの著者であり、国際アンデルセン賞作家賞、本屋大賞受賞を受賞した上橋菜穂子。単行本初収録の多彩なインタビューやスピーチ、そしてエッセイを1冊の本にまとめました。自身を作家として育んだ、愛してやまぬ本、約700冊のリストも掲載しています。

内容説明

「守り人」シリーズをはじめとする傑作を著し、国際アンデルセン賞作家賞、本屋大賞(『鹿の王』)などにかがやく作家、上橋菜穂子。これまで発表してきた単行本未収録のインタビューやスピーチ、エッセイ、そして書店でのフェアのためにみずから選書した大切な本、約七〇〇冊のリストが一冊にまとまりました。折々の言葉から、壮大な物語を描く作家のたどってきた道のりが浮かびあがります。

目次

物語が脈打つ世界の描き方(経験は、物語を紡ぐ“羅針盤”;私が愛するジブリ作品の“目”そして二木真希子さんのこと)
場所の記憶(私を育んでくれた懐かしい場所;銀座が近くなりにけり)
文化人類学者と作家の狭間で(カミを見る目が変わるとき;ご近所のアボリジニ;「物語の力」を感じるとき;時の流れに気づくとき;とても大きなものを)
文化の差異を越えて(他者と共に生きる物語;物語が見せてくれる希望の光―断ち切る文化と、手をつなぐ文化)
本という「友」(歌って踊れる図書委員;駅を降りたら、あの本屋さんが待っている;「打ち出の小槌」が与えてくれた本―本屋大賞で買った本)

著者等紹介

上橋菜穂子[ウエハシナホコ]
立教大学博士課程単位取得(文学博士)。専攻は文化人類学。オーストラリアの先住民であるアボリジニを研究。女子栄養大学助手を経て、川村学園女子大学特任教授。『精霊の守り人』(野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞、アメリカ図書館協会バチェルダー賞)『闇の守り人』(日本児童文学者協会賞)『夢の守り人』(前2作とあわせ路傍の石文学賞)『神の守り人“来訪編”“帰還編”』(小学館児童出版文化賞)など12巻からなる代表作「守り人」シリーズは、内外から高い評価を得ている。そのほかの著書に『月の森に、カミよ眠れ』(日本児童文学者協会新人賞)『狐笛のかなた』(野間児童文芸賞)『鹿の王』(本屋大賞、日本医療小説大賞)などがある。2002年に巌谷小波文芸賞、2014年に国際アンデルセン賞作家賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

157
上橋菜穂子は、新作中心に読んでいる作家です。国際アンデルセン賞受賞時のスピーチや著者の人となりがわかるエッセイ等が収録されています。著者が本屋大賞の商品(図書カード10万円分)で購入した本や著者が書店で担当した書棚の本の中に、結構既読の作品が含まれていて、親近感が湧きました。上橋菜穂子ファン必読の書です。来年は新作長編を読みたいと思いますので、宜しくお願いします。2017/11/16

よこたん

50
“〈物語を読むこと〉は、つまり他者を想像することであり、他者を思いやる力そのものです。自分自身を想像することと同じくらいの深さ、同じくらいの強度で、他者を想像することが成し得たときに生まれる何かが、私にはとても大切に思えるのです。” これまで歩いてきたくねくね道を辿ってみると、まわり道も一見逸れたかと思う道にも、ひとつとして無駄なものはなかった。地道な一歩一歩は、しっかりと大地を踏みしめ、拾い集めた石ころも木の実も、上橋さんの作品を形成するのに無くてはならない宝となっている。この方にしか描けない世界の。2019/11/03

ひめありす@灯れ松明の火

49
上橋さんはこういう手法で物語の世界と向き合ってるんだ!と改めて感じる一冊でした。何かに頼らず、何かに寄り付かず。心に流れる川の川底を攫って砂金を見つけ出す様な、そんな一見途方もない作業。広くて長い何かと向き合うからこそ生まれる現実と同じ密度の物語世界。上橋さんはお話を作る時、楽しかったりわくわくしたり、するのかな。しんどくないのかな、見えないふりしてしまわないのかな。それでも進むんだ。バルサがあらゆるものを槍の先の乗せ、エリンが欠けた指で竪琴を引くように。そこに松明の火の様な、見詰めていたい何かがあるから2017/12/16

あっか

46
先月発売されたばかりの上橋菜穂子さんインタビュー&エッセイ集。「だから上橋さんの物語は、ファンタジーなのにあんなにリアルなんだ!」という理由のようなものが見える本です。上橋さんが普通の人だったからこそあんな大作が描けたんだなあということも。全ての経験は無駄じゃないと教えて頂きました。作家さん自身のことを知ることは、物語をより深みを持って読めることに繋がると思います。何が書いてあるかより、誰が書いているのか。ブログ集客(←わたしの仕事)とも通じることだなと思いました。上橋ファンなら一読すべき本です!2017/12/11

pohcho

32
単行本未収録のインタビュー・スピーチ&エッセイ、ジュンク堂でやってた上橋菜穂子書店のブックリストなど。日本人離れした壮大なスケールの物語を紡ぐ上橋さんだが、素顔はとても親しみやすく誠実な方。多様性や文化、物語についての話など、とても興味深く面白く読んだ。イラストがとてもお上手なのもびっくり。挿絵も描けそう。守り人、旅人シリーズは途中までしか読んでいないので、またいつか 続きを読みたい。2017/12/06

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