内容説明
現代美術のアーティスト、マダジュンコが全身で感じた熱いメキシコがここにある。重厚な遺跡の数かずから受けた刺激は、この本の中におさまりきらずあふれ出す。中学生から大人まで。
目次
メキシコ・シティ
テオティワカン&エル・タヒン
プエブラ
オアハカ
ビジャエルモサ&パレンケ
チェトマル&シュプヒル
メリダ&チチェン・イツァー
著者等紹介
マダジュンコ[マダジュンコ]
美術家。造形作家。熊本県生まれ。日本大学芸術学部美術学科卒。広告制作会社退社後、造形制作に専念。個展、グループ展、美術館の企画展で作品を発表。広告のビジュアル、ウィンドウディスプレイ、舞台美術などもてがける。1988年「オブジェTOKYO展1988」にて大賞受賞。1994年“CREATURES”馬田純子作品集を出版。本はニューヨークADC賞シルバーを受賞。これまで漢字表記の馬田純子(まだじゅんこ)で作品を発表してきたが、2007年より名前を「マダジュンコ」に変更(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にがうり
10
メキシコつながりで。著者は多彩なアーティストで、文、絵、写真、デザインすべて著者の手によるらしい。ド迫力のイラストが縦横無尽に散りばめられ、ページによって文章の組み方がまちまちな自由な感じは、さすが絵本の偕成社。タイトルから食や文化、歴史を幅広く網羅したメキシコ本をイメージしましたが、大半が遺跡巡りの話でこじつけ感は否めず(笑)。遺跡の記述は膨大な資料を参考にまとめられていますが、著者は専門家ではないので、ガイドブック的に楽しむのがよさそう。2015/03/13
ロビー
1
ポップな写真やイラスト、装丁でカジュアルなメキシコ旅行記かと思ったら、けっこう硬派なメキシコレポでした。学術的とまでいかなくとも、かなり専門的な部分まで掘り下げて書いてあって役立ち本です。2010/03/22
58yaka
0
旅行の参考文献に。フリーダはすごいな。2012/03/05
YUKKE
0
今月のメキシコの一冊の課題図書として。画家らしいメキシコの噛み砕きかたと再表現に★3つです。2012/02/14
雨巫女
0
メキシコの遺跡は、独特で素敵2009/03/30