出版社内容情報
東京国立博物館で開催される特別展「はにわ」に合わせ、はにわの魅力を解説する一冊。「人のはにわ」「動物のはにわ」「魚のはにわ」など形別に構成し、教科書でもおなじみのはにわからユニークなものまで、楽しくはにわを愛でる一冊です。
内容説明
古代のロマンに触れる150体。国宝・重要文化財のはにわ、大集合!
目次
はにわの基礎知識
第1章 人物のはにわ(挂甲の武人;武人のはにわ;踊るはにわ ほか)
第2章 動物のはにわ(馬のはにわ;犬のはにわ;イノシシのはにわ ほか)
第3章 モノのはにわ(家のはにわ;船のはにわ;武器のはにわ ほか)
古墳を知ろう
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
150
本日始まった東京国立博物館 挂甲の武人 国宝指定50周年記念 特別展「はにわ」に合わせての出版です。 仁徳天皇陵古墳と「はにわ」を合わせて世界遺産に出来たら人気が出そうです。 https://publications.asahi.com/product/25053.html2024/10/16
榊原 香織
113
魚の埴輪、なんてのもあるんですね。 ムササビ埴輪(飛んでるところ)@成田市、かわゆし2025/02/20
nyaoko
55
良かった…買えば良かったかも。東京は遠いので諦めたのですが、北九州は絶対行こうと思って読みました。どうぶつの埴輪がとても愛らしいです。2024/11/24
AICHAN
36
図書館本。かつて陶芸をやったとき、ふざけてハニワを作ってみた。しかし、どうしてこれがなかなか難しい。古代人はよくぞこんなものを大量に作ったものだと感心した。私は、古墳を作った大王が人柱として民を古墳に埋めていたのだと思っていた。しかし残酷だということになって、代わりにハニワが立てられるようになったのだと。しかし事実は、発見されたハニワは供物を置く台だったり食物を置く台などが先で、人物ハニワが登場するのはもっと後の時代だと知った。2024/11/01
FOTD
29
埴輪は円筒埴輪と形象埴輪の二つに分けられるが、時代と共に多様化していった。第1章:人物のはにわ、第2章:動物のはにわ、第3章:モノのはにわ、と分類して豊富な写真とともに解説されている。円筒埴輪は最も古く歴史があるものだが、地味なので第3章になってしまったか? 踊る埴輪は初めの方に掲載されるが、細部の表現がない簡略化されたものなので古墳時代後期のもの。人物埴輪は顔の表情がおもしろい。写真で埴輪の顔を見比べるのも楽しい。古墳に行ってみたくなる。2024/12/24
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- 和書
- 狩人たち 双葉文庫