出版社内容情報
日本橋から三条大橋まで東海道五十三次の各宿場町の来歴や名物を、写真を交えて臨場感たっぷりに紹介。地形の解説もあるので、さまざまな趣味の方が楽しめる。歌川広重の浮世絵鑑賞、東海道・宿場町が登場する落語や小説紹介、東海道すごろくなどコラムも充実。オールカラー。
内容説明
日本橋から京まで―峠、川、山など地形から街道を読み解く。
目次
日本橋
品川宿
川崎宿
神奈川宿
保土ヶ谷宿
戸塚宿
藤沢宿
平塚宿
大磯宿
小田原宿〔ほか〕
著者等紹介
大石学[オオイシマナブ]
1953年、東京都生まれ。東京学芸大学卒業。同大学院修士課程修了、筑波大学大学院博士課程単位取得。徳川林政史研究所研究員、日本学術振興会奨励研究員、同特別研究員、名城大学助教授などを経て、東京学芸大学名誉教授。2009年、時代考証学会を設立、同会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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skunk_c
47
昨今の騒動で旅行に出られないので、せめて読書で旅気分と手に取った。著者は大学教授でしかも大河ドラマの時代考証をいくつも手がけており、それぞれの宿場の解説はコンパクトだがしっかり要点を押さえており、豊富な写真もあって楽しめた。さらに歌川広重の浮世絵もすべて解説付きで掲載、これも面白かった。ただ地図はちょっといただけない。実際にどの部分が歩けるのか、どの部分が車道なのかがよく分からないし、『地形が分かる』というほどの地図でもない。グーグルマップあたりからおこしたようで、ここは一工夫欲しかったところ。2021/05/24
Go Extreme
2
東海道の始まり なぜ海道と書くのか 川などの難所が多い東海道がなぜ主要道に発展したのか 旅人はどのように旅を楽しんだのか なぜ東海道は旅人に人気があったのか 日本橋 品川 川崎 神奈川 保土ヶ谷 戸塚 藤沢 平塚 大磯 小田原 箱根 三島 沼津 原 吉原 蒲原 由比 興津 江尻 府中 丸子 岡部 藤枝 島田 金谷 日坂 掛川 袋井 見附 浜松 舞阪 新居 白須賀 二川 吉田 御油 赤坂 藤川 岡崎 知立 鳴海 宮 桑名 四日市 石薬師 庄野 亀山 関 坂下 土山 水口 石部 草津 大津 京 57次2021/04/16
kaz
0
広重の浮世絵との対比は面白いが、一つの見開きにおさめてほしかった。図版が小さいのはやむを得ないか。図書館の内容紹介は『全長約500km。江戸時代の旅路に思いを馳せて出かけよう! 日本橋から京まで、東海道五十三次の最新情報を、写真や地図とともに紹介する。歌川広重の五十三次鑑賞ガイド、すごろく、資料館ガイドも収録。書き込み欄あり』。2021/11/23
ねええちゃんvol.2
0
★★★2021/06/13
やまうち
0
⭐︎102021/03/30