出版社内容情報
数学の力を少し借りることで、日常生活を効率化したり、心がラクになったりする新たな視点を紹介する一冊。数学とモノゴトにある隠れた関係性をポップなイラストと共に解説します。著者は人気数学科講師でプロパフォーマーの池田洋介氏。
内容説明
予備校講師が見慣れた日常を“数学的視点”でアップデート!「時間と空間で『前・後』の捉え方が変わる理由」「若者の昭和感が雑なワケ」「なぜクイズ番組の賞金は10倍ずつ増える?」ゾクゾクする13テーマ。
目次
逆さ文字と鏡文字 頭の中で回転させる
やわらかい幾何学 異なるものを同じとみなす
思考の階層構造 枠の外側から考える
認知と方向 動いているのはどちらか
不変量 変わらない量に注目する
パリティと偶奇 世界を2つに分けてみる
指数と刺激量 違いの大きさを決めるのはなにか
自然科学と帰納法 世界のルールを推測する
公理と演繹 数学における「正しさ」とは
価値と相対 価値とは相対的なものである
情報の非対称性 「知っている」ことを知っている
数学的帰納法と入れ子構造 問題の中に同型の問題を見つける
合理と不合理 合理から不合理が生み出される
著者等紹介
池田洋介[イケダヨウスケ]
大手予備校の数学講師。もう1つの顔である、パフォーマー、演出家、舞台MCとして、2015年ドイツのニューカマーショーでバリエテ賞を受賞。その後、ジュネーブ国際会議のディナーショーやテニスのモンテカルロマスターズのガラショーに招致されるなど、20か国以上でショーを行っている。クリエイターとしての評価も高く、2021年にはAlgoLoop(知育玩具。2022年のベスト・トイ大賞、芸術と文化賞のダブル受賞)を、2022年にはHAGURUMA(からくり看板)を商品化し、いずれも大きな反響を呼んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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