出版社内容情報
【哲学心理学宗教/心理】怒り、意地悪、後悔、気まぐれ、正直、情熱的……など、ひとの性格・感情を心理学を知ることで読み解き、対人関係や日々の悩みをラクにする一冊。職場やプライベートでの、苦手なひとへの対処法や、発想の転換法などを紹介。
渋谷昌三[シブヤショウゾウ]
監修
内容説明
「あの人、苦手…」と思ったら、この本を開こう。ひとの性格・感情のカギになる272ワード!心の中のモヤモヤが晴れる一冊!
目次
第1部 性格・感情とはそもそも何なのか?(そもそも性格とは何か?;パーソナリティーとは?;キャラクターとは? ほか)
第2部 ひとの性格・感情辞典(愛;愛嬌がある/愛想がいい;あきらめる/あくせくしている ほか)
第3部 心理学でわかるひととの付き合い方“実践編”(引っ込み思案で孤立しがち。人付き合いをラクにする方法;うちの子は何を考えているの?人の気持ちに気づく方法;先入観に振り回されてトラブル発生。冷静に判断する方法 ほか)
著者等紹介
渋谷昌三[シブヤショウゾウ]
1946年、神奈川県生まれ。学習院大学文学部を経て東京都立大学大学院博士課程修了。心理学専攻。文学博士。目白大学社会学部及び同大学大学院心理学研究科教授を経て、目白大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あっか
50
本当に性格の「辞典」!物凄いボリュームたっぷり。感情や性格ってこんなに種類があったんだということにまず驚きです。全部読まなくても、自分がこうだと感じる性格部分を読むだけでも「あ、わたしってこういう人間なんだ」ということが心理学の観点から客観的に分かります。全てに描かれているイラストもセンスが良い。笑 ネガティブに見える性格が意外とネガティブ度が低かったり逆も然りで、自分の新たな面に気付かせてくれる本。熱しやすく冷めやすい↔︎粘り強い、や、利己的↔︎利他的と反対の意味が偶然同じページにあるのも面白かった。2018/08/29
ユズル
23
心理学を学ぶ学生さんには大いに勉強になるかも。心理学を学ばない私にも、分かりやすいイラストでためになった。『ああ、ああ、あるある』って思いながら読んだ。自分にも、自分の周りの人にも当てはまると思います。2018/09/04
かわうそ
22
★★★★★ ある感情が現れた時、すぐにこの本を開くことを勧める。そうすると自分の感情を外側から眺めることにつながって、その感情を抱き続けることが有益かどうかすぐに分かる。例えば、ポジティブな感情なのは当たり前だがネガティブな感情である不安という感情は一方では人にとっては建設的な未来の設計のためには必要なものである。不安はマイナス面ばかり重視されるがプラス面も当然ある。成績が良い生徒は大抵は不安な感情が人一倍強いことからもそれは容易に想像出来る。不安は人を成長させる契機になりうる2021/08/26
アイロニカ
5
アハ体験って気づきや閃きによる高揚感のことを言うんじゃなかったっけ? この本では成功体験による達成感として使われており少々違和感を覚えた。ついでに言えば、怒りっぽい人に対して「火に油を注ぐ」ことで怒りを早く収められるとあるが、この書き方では“自分が叱られている時に逆ギレしよう”と読めてしまい不親切だろう。怒りの原因や矛先が自分ではないシチュエーションという重要な前提が抜けているのだ。揚げ足ばかり取ってしまったが、他者や自分自身の振る舞いについてぼんやり考える分にはまぁ有用か。2019/12/08
nocandyorgum
4
立ち読みで読みきれない文字数と判断し購入した。性格と、感情をことばにし把握する本。わかりやすい。 ジョハリの窓の活用法もある 買ってよかった本2018/08/27