出版社内容情報
人気落語家・柳家花緑が監修し、落語がどのように師匠から弟子へ引き継がれているかをマンガ化。図解も充実。
内容説明
落語ってどうしてこんなにおもしろい?主人公柏家藤太と師匠に稽古をつけてもらえばその秘密が丸わかり。座布団の上に広がる噺の世界から座布団をおりた後の濃密な師弟関係まで伝統芸能たるゆえんここにあり!ますます落語が楽しくなる舞台裏まで迫ります。
目次
1席目 落語家とは
2席目 演じる
3席目 仕草
4席目 いろいろな落語
5席目 寄席に行こう
6席目 落語の舞台を知る
7席目 定番落語演目紹介45
8席目 落語家今昔
9席目 堀井憲一郎が選ぶ今、面白い落語家30
著者等紹介
柳家花緑[ヤナギヤカロク]
1971年東京生まれ。9歳のときより落語を始め、1987年、祖父であり、後に人間国宝となる故・5代目柳家小さんに入門。1994年、戦後最年少の22歳で真打ち昇進。国立演芸場花形演芸会大賞など、多数受賞。ナビゲーターや俳優としても活躍中
柚木原なり[ユキハラナリ]
マンガ家。イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
s-kozy
58
「父の日に」と夏休みで帰って来た娘にプレゼントしてもらいました。とても分かりやすく内容の充実した落語入門。落語はホール落語しか聞いたことがないが、やはり寄席でも聞いてみたいなぁ。2018/06/18
夜長月🌙新潮部
47
落語の「目黒のサンマ」を一度生で聴いてみたい。しかし、狙って聴けるものではなく実はかなり難しそう。東京には4ヶ所の常設寄席がありますが10日ごとに変わる落語家の名前は出ていますが演目はわかりません。落語家はその日の他の噺家の演目を見て人情噺や親子ものなどがかぶらないように当日やるネタを考えるようです。2017/03/13
紫羊
29
落語好きの甥のために買った本ですが、面白くてあっと言う間に読了。落語家目指して奮闘する柏家藤太君の漫画も良かったです。また寄席に行きたくなりました。2017/09/27
ちぃ
26
漫画、説明、演目・落語家紹介。落語を聴くようになりまだ2年程。お目当ての落語家さんをじっくり聞けるホール寄席も、思わぬ出会いがある小屋寄席もどっちも楽しい。これから聴いてみたい話や師匠方が増えた。2019/05/06
Nazolove
20
何となく落語は聞いていたし、どんなもんかと言われたらイメージもあり漫画も読んでたけど、改めて読むと面白いなーと思った。 職としては改めてこれは自分やらないほうがいいなと思った。(スゲー細かい気遣い無理だから(笑)) でもこれはまたいちから落語ってどんなん?と聞かれたときに勉強できるいい本じゃないかと思った。 あと新作ばっか聞いてる自分にいろいろな古典落語の紹介、落語家さんの紹介もあり充実していた。 とりあえず今回この本を書いた花禄師匠のを聞いてみよう!(YouTube経由だけど(笑))2017/11/27