出版社内容情報
【社会科学/教育】手紙は贈り物。季節感や季語を取り入れた、印象的な手紙を書くための一冊。一日に一つ季節の言葉を説き、その言葉を使った手紙文例を紹介。一筆箋の使い方や便せんの選び方などコラムも充実。
目次
春の手紙
夏の手紙
秋の手紙
冬の手紙
四月
五月
六月
七月
八月
九月
十月
十一月
十二月
一月
二月
三月
著者等紹介
山下景子[ヤマシタケイコ]
兵庫県神戸市生まれ。武庫川女子短期大学国文科卒業後、作詞家を目指し、「北海道・北の讃歌コンクール」「愛知・名古屋マイソング」で最優秀曲など、数々の賞を受賞する。初めての著書『美人の日本語』(幻冬舎)は、26万部を超えるベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kiisuke
27
『言葉はつながるために使う道具』二十四節気に基づいて365日一日一言ずつの季節の言葉が紹介されています。まずは自分の誕生日を^ ^と調べてみると…そこには亡き父が私が生まれた日にちなんでつけてくれた私の名前の由来の言葉が紹介されていてなんだか胸がいっぱいになりました。『すべての日がそれぞれの贈りものを持っている』古代ローマの詩人マルティアリスの言葉だそうです。日本の言葉って何て美しいんだろう。こんな言葉を日常のいろんな場面で思い出すことができたら豊かだな。日本語のことをもっと知りたくなるとても素敵な一冊。2015/04/13
ポメ子
4
日本語の豊かさをつくづく感じました。2022/12/31
ichigomonogatari
2
手紙を書くときちょっと素敵な言葉を添えたい、と思って借りてみた。花日和、真珠星、涼月、夕月夜などなど使ってみたいなと思う言葉をたくさん知った反面、今使うのは私の年齢では不自然だしそもそもピンとこない、というものも多かった。上手に使えるといいな。2020/07/29
ひなこ
2
今では手紙をかくことも少なくなったが、季節のおりおりに相手を思い浮かべながら綴る手紙にはメールよりも遥かに心がこもっている気がする。本の中の言葉たちには美しいだけではなく、一語の中に様々な情景や感情が含まれており、あらためて日本語の奥深さを知ると同時に、この美しい言葉達をもちいて大切な人たちへ手紙を書きたくなった。2015/06/12
黎雪
1
美しい言葉や表現がたくさん紹介されていて、とても役立ちます。 図書館本ですが、購入予定です。2016/07/30