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出版社内容情報
チャンス大城の一日は床から始まる。玄米に味噌汁にサバ缶に刻みネギを床にならべ、食べる。芸歴30年超の大半を「地下芸人」として過ごした男。小中と半端ないいじめに遭った男。彼はいかに生きているのか。その男の半生は、笑えて、笑えて、ちょっと切ない。そして、読むと、なぜか元気が出る。
内容説明
チャンス大城、いじめられっ子だった尼崎時代、東京での地下芸人時代をはじめて語る。あなたの想像を超えてくる実話。
目次
尼崎編(ソーセージ兄弟;純白のドレスとカリカリ梅;ザクは語る;ウメヤマ家、崩壊;おとんとブラジャー ほか)
東京篇(美しい人のこと;バームクーヘンズ;ケンちゃん;結婚;あの日の自動販売機 ほか)
著者等紹介
大城文章[オオシロフミアキ]
芸人。チャンス大城。1975年尼崎生まれ。中学三年で大阪NSC(八期)に入るが退所し、定時制高校に通う。その後、再び大阪NSC(一三期)に入る。上京後、地下芸人時代を経て、現在は吉本興業所属芸人として活躍。工業地帯と海辺の風景が好き。趣味は、夜音楽を聴きながら散歩すること。座右の銘「おまえ、その執念、忘れるなよ」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ma-bo
76
ほぼ同世代のチャンス大城さん。長い芸歴を重ね最近テレビ等で良く見かける様になった彼の半世紀。生まれ育った尼崎、いじめられていた学生時代、芸人を目指して東京に出てから現在まで、本当かなと思う様な、いわゆる濃ゆいエピソードが満載です。『その執念、忘れるなよ』2022/10/17
りんご
47
あとがきでちょっといい話を突っ込んでくるのは卑怯だ。すごく面白くて、面白過ぎてちょっと飽きてくる。定時制高校のエピソードを読めるので、(これが「宙わたる教室」って事でもいいかな?)と自分に問うた。多分ダメ。はあ面白かった。2025/03/17
吉子
46
次元のちがう面白さだった!何度もケラケラ笑った!大阪はお笑いの町?警察も住民もお笑いセンスあると思った。いじめと暴力の場面は、レベルがヤバすぎて、よく生きてきたな、、と感心してしまった。色んな経験して成長したんだな、と。タクシーの運転手のセリフ、いい、、、。相手の心に響く励ましの言葉を言える人ってすごいな。2025/06/16
ばんだねいっぺい
34
濃い。まだまだ、埋もれているエピソードがあるはずだと思った。大江さんとの水ダウもよかった。お母さんを喜ばせるためにも、ますます活躍してほしいと思った。2022/08/07
gtn
33
見た目に反し、真面目で繊細というイメージ。だからこそ苛められ、酒に溺れ、鬱になり、妻に逃げられ、芸人として地下に何十年も潜った。だが、コインの裏表だが、弱い人の気持ちが人一倍分かり、それ故、愛された。あちらこちらに蒔いた種がようやく芽吹き、急速に伸びてきた昨今。癒しの森になることを願う。2022/12/19
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- 新潟発 〈no.24〉