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出版社内容情報
生涯現役を貫き2021年11月に99歳で亡くなった作家・瀬戸内寂聴さん。半世紀にわたって交友のあった横尾忠則さんと亡くなる直前まで続けた週刊朝日連載「往復書簡『老親友のナイショ文』」の書籍化第2弾の完結編。
内容説明
半世紀以上の親友・ヨコオさんへ、ラストメッセージとセトウチさんの秘書マナホさんが綴る最期の日々。
目次
1(猫的にいつもウトウト絵を描こう/ヨコオさんの猫の他界 長いお経あげました;初耳のスキャンダル、お伝えしましょう/1カ月余三島さんの霊につきまとわれ;三島さんは青年ヨコオに一目惚れした!/素直な気持 西脇弁で書いてみるで ほか)
2(終末時計の刻む音が聞こえてきませんか/終末生命を刻む音、近頃聞こえてきます;生と死が混濁した感覚は遊戯的創造の核です/寂庵は平安時代、死体捨て場だったのよ;いつか幼児画の2人展を開きましょう/2人の阿波踊りでも見せてやりましょう ほか)
3(駅伝に輪廻転生を想像してしまうのです/この命つきるまで、ペンを離さずにおりましょう;今の状況を52年前に予知していたんです;絵描きの天才は、長生きばかりですものね;生き切ることは、空っぽになること!?/ヨコオさんの「寒山拾得」の方がずっと素敵です ほか)
著者等紹介
瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年、徳島市生まれ。63年、「夏の終り」で女流文学賞。73年、中尊寺で得度。2001年、『場所』で野間文芸賞。06年に文化勲章。17年度朝日賞。21年11月逝去
横尾忠則[ヨコオタダノリ]
1936年、兵庫県西脇市生まれ。ニューヨーク近代美術館をはじめ国内外の美術館で個展開催。小説『ぶるうらんど』で泉鏡花文学賞受賞。2011年度朝日賞。15年、世界文化賞。20年、東京都名誉都民顕彰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ガンジス川沐浴子
tak hat
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