出版社内容情報
気鋭のジャーナリスト・教育者、矢萩邦彦が混迷の時代に道を切り開くための「リベラルアーツ」入門書を執筆。小学生から大学生、社会人……。あらゆる世代が「考える楽しさ」を体験したリベラルアーツ体験授業をもとに、世界の構造と自分軸を捉えるリベラルアーツの世界を体感する仕掛けが随所に施された一冊。豊富な脚注もあり。
内容説明
今こそ、リベラルアーツ!年間1,000冊の読書を10年間続けた新進気鋭の教育者が古今東西の偉人34人を含む101のキーワードを全解説!
目次
introduction 毎日を自由に、楽しんで生きている人の共通点は?
序章 ぼくたちは何を学べばよいのか?
第1章 ぼくらを探しに―自分をめぐる冒険
第2章 ちゃんと考えるために―論理をめぐる冒険
第3章 世界を知るために―認知をめぐる冒険
第4章 ぼくらの世界と物語―言語をめぐる冒険
終章 ぼくたちの物語を描く
openending ぼくたちの物語はどうなっていくのか?
著者等紹介
矢萩邦彦[ヤハギクニヒコ]
「知窓学舎」塾長、実践教育ジャーナリスト、多摩大学大学院客員教授、教養の未来研究所所長、株式会社スタディオアフタモード代表取締役CEO(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まゆまゆ
15
自由に生きるためには、どんな場面でも自己決定することが大切であり、自己決定するために最適な選択をすること、選択するために複数の選択肢を持つために必要な自分の軸、世界観がリベラルアーツである。認知バイアスや言語の違いによって人間の理解力が人それぞれであることを前提に、変わらぬ本質を理解した上で共有し、活用することで今を豊かに生きていく。2023/05/10
ひこぼし
11
これからの時代リベラルアーツだと思い読んだ本。なかなかのめり込めず、2度に分けてなんとか読んだ。 情報量が多いし、過去の偉人の話も織り交ぜている。 この言葉が印象に残った 『思い込みや、誰かのつくりだした価値観に気づき、本当にそれでよいのかを疑い、自分自身で考えて行動する力を身につける必要がある。これは、既存の大きな物語から自由になることだといいかえられる。自分で物語を選び、再編集し、あるいは続いでいくということです。』 頭の中に余白を持ちながらもっといろんな考えができる人になりたい。 2024/02/27
てん
8
"リベラルアーツ"って、分かっている様で難しい。ググってみてもコレだ!ってのは無い。そんなことを本当に分かり易く、筆者なりの解釈と実践を、偉人の言葉やキーワードと共に教えてくれる。統一(かたより)の危機と多様性の必要、具体と抽象、アートって何?、ハードとソフト、言語と思考、経験による価値観のアップデート、人間が信じる”物語”。人間は目標を設定する自由が有る。選択肢が無ければ、自分で見つけ、考え、増やしていく。その繰り返しが無限の物語に成長し、世代を超え、世界を変えることさえ出来る。なんかすごい。再読必至。2024/04/05
templecity
3
世の中、正解の無いことが多いが、それを考えるという方針 2023/08/16
takao
2
ふむ2024/08/07