出版社内容情報
ふだん何の気なしに見ている「天気予報」。この本を読めば、天気予報の仕組みや方法、天気についての知識が身につき、天気予報を今以上に楽しく見ることができます。自分で空を観察して次の天気を読むテクニックも本書で披露。
内容説明
わかっているようで、本当はよくわかっていない「空のしくみ」。本書を読めば、天気予報がもっと楽しくなる!聞き流していた天気予報がまるごとわかる!週間天気予報の精度の目安「信頼度」で予報の変わりやすさがわかる!天気の急変を察知できる!積乱雲に関係する雲に注目する「観天望気」。気象レーダーで雨雲の動きを確認すれば、虹に狙って出合える!
目次
第1章 天気を決める雲と空(そもそも天気とは何か 「晴れ」と「曇り」の境目は雲の量で決まる;十種雲形 雲は大きく分けて10種類 ほか)
第2章 天気予報を使って出合える空(観天望気 空や雲から天気を予想する観天望気;ハロ/アーク 晴れた日に出合える空の虹色 ほか)
第3章 よくわかる天気予報の基本としくみ(数値予報 天気予報のつくり方;アメダス 天気予報に欠かせないアメダス ほか)
第4章 日本の天気のしくみ(天気図 天気図を読んでみよう;偏西風 高気圧・低気圧が交互に来る春と秋 ほか)
第5章 異常気象と災害に備える(台風 台風はなぜ日本にやってくるの?;台風の構造 暴風・大雨をもたらす台風のしくみ ほか)
著者等紹介
荒木健太郎[アラキケンタロウ]
雲研究者・気象庁気象研究所主任研究官・博士(学術)。気象庁気象大学校卒業。専門は雲科学・気象学。防災・減災のために、災害をもたらす雲のしくみの研究に取り組んでいる
太田絢子[オオタアヤコ]
気象予報士・防災士・気象防災アドバイザー。これまでNHK松山やCBCテレビにて気象解説を務め、防災気象情報や地球温暖化に関する講演・執筆活動も行う。2023年10月からアメリカ・ロサンゼルス在住
片山美紀[カタヤマミキ]
気象予報士・防災士・備蓄防災食調理アドバイザー。ウェザーマップ所属。NHK総合「首都圏ネットワーク」「全国の気象情報(土日)」気象キャスター。気象や防災に関する講演、子ども向けお天気教室などのイベント制作も行う
津田紗矢佳[ツダサヤカ]
気象翻訳者・気象予報士・防災士。ウェザーマップ所属。テレビ朝日「スーパーJチャンネル」、Yahoo!天気・災害動画気象キャスター。防災・減災のために、天気や防災をわかりやすく伝える気象の翻訳者として活動中
佐々木恭子[ササキキョウコ]
気象予報士・防災士。合同会社『てんコロ.』代表。自治体防災向けや高速道路・国道向け、企業向けの予報などを担当。現在は予報業務に加えて、気象予報士資格取得スクールや気象予報士向けスキルアップ講座などを主催し、講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。