クイズ思考の解体

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クイズ思考の解体

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  • サイズ A5判/ページ数 480p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784023319837
  • NDC分類 031
  • Cコード C0076

出版社内容情報


※動画中の価格は2021年11月当時のものです。ご注意ください。
【紀伊國屋書店チャンネル】

東大卒クイズ王・伊沢拓司の待望の新刊!執筆2年半のALL書き下ろし。クイズ業界関係者から大絶賛!「高校生クイズ」で史上初の2連覇を果たし、「東大王」や「QuizKnock」創設で日本のクイズ界を牽引する伊沢拓司。彼の「思考過程」がまるっと見えてくる!「クイズは無限の可能性を持つエンターテインメントです。クイズが文化として見直され注目されている今こそ、クイズを解く時に何を考えているかという思考過程を解剖したい!それが私を育ててくれたクイズ界への恩返しになる。その使命感で無心に執筆を続けた、『クイズのために書いたクイズの本』です!」(伊沢)クイズを愛しすぎた時代の寵児が「クイズ本来の姿」を長大かつ詳細に、繊細だが優しく解き明かすクイズの解体新書。伊沢氏自らが長期間に渡って調査を行い、圧倒的な情報を詰め込んだ超大作である。熱意のこもった、かつ親しみやすい筆致で、クイズの現在地をロジカルに体系化し、未来への発展をいざなう。クイズプレーヤーはもちろん、クイズ愛好者にはぜひとも手に取ってもらいたい、クイズ史の「マイルストーン」となる一冊になるだろう。★史上初① 膨大な資料を基にクイズ史をひも解く戦後、異国の地から日本にやってきたクイズ。クイズ文化の萌芽~冬の時代を経て到来した2週目のブーム。「クイズは、マジックではない。ロジックだ」(伊沢)。新時代を開拓し、クイズ界を牽引し続ける伊沢氏自らが、GHQによるクイズ番組導入から「東大王」「QuizKnock」ブームまでをロジカルに解き明かす。★史上初② クイズの問題文をフレームワーク化これまで体系化されることのなかったクイズの問題文を分類し、その構造を分析。クイズプレーヤーが早押しで用いる「思考過程」、クイズが持つ「推測や発見の面白さ」を余すことなく解き明かす。★史上初③ クイズを科学する繊細な言語を相手取りつつ、自身のコンディションと向き合うクイズプレーヤー。早押しクイズは、勝負の全体像と数多ある個別の要素が相互に作用し合う「複雑系」だ。「クイズ王は、なぜ高速で答えに辿り着き、ボタンを早く押せるのか?」「そもそも『答えが分かる』とは何なのか?」の考察は、とどまることを知らず深みへと進んでいく。認知科学的視点すらも参照しながら思考の深遠を目指し、クイズ文化をさらなる発展へいざなう。【目次】序章:マジックからロジックへ1章:クイズの歴史2章:早押しクイズの分類2.5章:早押しクイズの分類、そのテレビへの応用3章:クイズと誤答4章:クイズと作問5章:クイズ思考と「クイズを伝えること」あとがき:クイズをクイズのままに【COLUMN】・「クイズ界」古今東西・現代の早押しクイズに「確定ポイント」は存在するのか?~早押しクイズの微分学 その現在・クイズに統一王者がいない理由~クイズの「強さ」論・クイズ王と学歴・再考「クイズの持つ暴力性と、その超克」~「ユリイカ」の反省とアップデート

内容説明

クイズ王はなぜ早くボタンを押せるのか?その思考と論理を完全分解!

目次

序章 マジックからロジックへ
1 クイズの歴史
2 早押しの分類
2.5 早押しの分類、そのテレビへの応用
3 クイズと誤答
4 クイズと作問
5 クイズ思考と「クイズを伝えること」

著者等紹介

伊沢拓司[イザワタクシ]
日本のクイズプレーヤー&YouTuber。1994年5月16日、埼玉県出身。開成中学・高校、東京大学経済学部を卒業。「全国高等学校クイズ選手権」第30回(2010年)、第31回(2011年)で、個人としては史上初の2連覇を達成した。TBSのクイズ番組「東大王」では東大王チームとしてレギュラー出演し、一躍有名に。2016年には、Webメディア「QuizKnock」を立ち上げ、編集長・CEOとして日本のクイズ界を牽引する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぶのぶ

24
 東大王で興味をもった人物で、講演会で話を聞き、「勉強大全」を読み、この本へ。半年かかりましたが、クイズの歴史から、クイズの構文分析、クイズの作問まで、クイズを解体した本は、たぶんこの1冊のみ。クイズが本当に好きなんだなあと思う。また、早押しは、マジックではなく、ロジック、研究もし、傾向と対策もし、努力の賜物であることがわかる。これだけ準備してきたら、勝てないわけだ。本当にプロ!!好きでないとできないこと。どうしてもクイズ=高学歴となってしまうが、そうではないし、クイズ愛がないとここまでできないだろう。2023/02/26

paluko

9
「クイズは、人を選り分ける遊びだ。『ある知識を知っている/知らない』という浅い次元で人を分断し、その場の努力だけではどしようもない勝ち負けを押し付ける。体育が嫌いな人にとっては、いきなり体育の授業が始まるような感覚、といったら理解していただけるだろうか」(396頁)まさに体育が嫌いだった自分が頷きまくってしまった一文。知識だけで語られがちなクイズの「ゲーム性」がよくわかり、QuizKnockのメンバーが知らない外国語(例:アラビア語)での出題にも答えられる理由も構文論でよくわかった、納得の一冊。2023/10/24

三色かじ香

4
確かに内容は濃かった、けれど、QuizKnockを日々見ていたおかげか、私にとっては、なんとなく知っていたことがきちんとした文章で再確認できる本だ、と思いました。この本に書かれているような内容を、エンタメ的に提示し、感覚的に受け止められるようになっているQuizKnockの動画は改めてすごいなあ、と感じました。2021/10/22

takao

3
ふむ2023/01/20

tuppo

3
これまではテレビの中で行われている「ハレのもの」であったクイズを日常的にいつでも行える「ケのもの」にしてしまうことがさらなる発展を呼び込むのではないか。格式は下がるかもしれない。「マジック」は使いづらくなるかもしれない。しかし文化としての寿命を延ばすためにはこれだ。/たった数文字の解釈を巡ってもさまざまな意見が噴出する。それだけ早押しクイズは複雑だ。大切なのは「ここまではルール。ここからはマナー。そしてここからは個人の好み」といったガイドラインを個々人が自分の中で意識した上でそれぞれの価値観を尊重すること2022/08/06

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