「論語と算盤」渋沢栄一と二松学舎―山田方谷・三島中洲から渋沢栄一への陽明学の流れ

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「論語と算盤」渋沢栄一と二松学舎―山田方谷・三島中洲から渋沢栄一への陽明学の流れ

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  • サイズ B40判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784023319264
  • NDC分類 281
  • Cコード C0021

出版社内容情報

「道德と經濟は矛盾するものでなく、何處までも一致して行く筈のものである」(渋沢栄一)夏目漱石や嘉納治五郎、犬養毅らが学んだことで知られる漢学私塾・二松学舎。漢学者であり法学者でもあった創立者の三島中洲がその後を託したのは、実業家の渋沢栄一だった。本書は、三島の師だった幕末の儒家・陽明学者、山田方谷まで遡って三島と渋沢を結んだ陽明学の系譜、またこれまであまり語られてこなかった教育者としての渋沢の姿などを明らかにする。

内容説明

渋沢栄一の「道徳経済合一説」と三島中洲の「義利合一論」は同根の思想であり、『論語と算盤』に結実した。よりよい明日を望む全ての人に読んでもらいたい一冊。

目次

プロローグ 『論語と算盤』の絵と由来
第1章 山田方谷―幕末の大改革者(山田方谷とは;山田方谷の改革;山田方谷の改革の評価;幕府瓦解と備中松山藩)
第2章 三島中洲―教育者・漢学塾二松学舎の創設者(明治維新以前;裁判官・法学者としての三島中洲;二松学舎の創設;二松学舎創設期の門人)
第3章 渋沢栄一―資本主義の父は「社会福祉事業の父」でもあった(富農階級出身の渋沢栄一;一橋家との関わり;官吏として資本主義のインフラを整備;実業家、渋沢栄一の誕生;社会福祉事業活動家としての信念)
第4章 山田方谷・三島中洲・渋沢栄一の思想―陽明学の系譜(山田方谷と陽明学;三島中洲と渋沢栄一の邂逅;三島中州の「義理合一論」と渋沢栄一の「道徳経済合一説」;利益追求と道徳律の両立;西欧ではどう考えられてきたのか;「道徳経済合一説」と「義理合一論」の現代的意義)
第5章 山田方谷、三島中洲、渋沢栄一―三人の絆(山田方谷・三島中洲の故郷岡山県と二松学舎との絆;渋沢栄一恩顧の大学のつながり)
エピローグ 漱石アンドロイド・渋沢アンドロイドのつながり

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りー

28
著者は二松学舎の理事長。二松学舎の設立に縁の深い山田方谷(やまだほうこく)・三島中洲(みしまちゅうしゅう)・渋沢栄一の人生をとりあげ、3人の共通点である陽明学との関わりについて書いた本。山田方谷や三島中洲については知らない人物でしたが、こういう大人物がよくもまぁ幕末にはいたものだと楽しく読みました。「論語と算盤」を読まないと。…巻末に出てくる渋沢栄一のアンドロイドにびっくり。やるなぁ、深谷市!(っていうか、石黒教授、何やってるんですか!?)2021/09/20

nishiyan

13
渋沢栄一と三島中洲との関係を軸に、三島の師である山田方谷にも言及した二松学舎のガイドブック要素が強い本書。執筆は学校法人二松學舎の常任理事が担当し、同大学文学部教授の町泉寿郎氏が監修を務めている。中洲の「義利合一論」と渋沢の「道徳経済合一説」が同根にあることを二人の関係性から説明している点、現代における意義を解説している点は面白かった。渋沢の尽力も合って漢学塾から専門学校へと移行したところなど丁寧に解説されていない点が惜しい。三人の事績を簡単に押さえておきたい人向けには手ごろな本と言えるだろう。2021/12/17

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