出版社内容情報
もともと事務職を希望していた彼女は、ひょんなきっかけから瀬戸内寂聴の秘書に。ともに過ごして8年がたった。さまざまなことを学び、世界も広がった──。「先生は私の道しるべです」と語る彼女が、心に残ったエピソード、等身大の寂聴先生を描く。
内容説明
作家・瀬戸内寂聴と過ごして8年、先生への感謝の想い(笑いもあり)を綴る、書下ろし最新エッセイ。
目次
第1章 「不思議」な寂聴先生
第2章 先生の「老い」に寄り添う
第3章 「自分で決める」ということ
第4章 先生からの最高の贈り物
第5章 先生がいるから輝ける
「先生へ。」―あとがきに代えて
著者等紹介
瀬尾まなほ[セオマナホ]
瀬戸内寂聴秘書。1988年生まれ、兵庫県神戸市出身。京都外国語大学英米語学科卒業。卒業と同時に、「瀬庵」に就職。3年目の2013年3月、長年勤めていたスタッフたちが退職し、66歳年の離れた瀬戸内寂聴の秘書として奮闘の日々が始まる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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machi☺︎︎゛
120
おちゃめに100歳に続き2冊目、瀬尾まなほさんの本。言葉は悪い時もあるし、寂聴さんとはしょっちゅう喧嘩もするって書いてあったけど、寂聴さんを想う気持ちはとてもとても強い事が伝わった。96歳になった今も元気な寂聴さん。31歳のまなほさんとの掛け合いが楽しくて生きがいになっているんだろう。これからもまだまだ元気で活躍してもらいたい!まなほさんは結婚が決まったみたいで良かった2019/12/19
どあら
30
図書館で借りて読了。寂聴先生とまなほさんの、お互いがなくてはならない存在なのがよく分かりました☺️ 2022/08/11
それいゆ
29
瀬尾まなほさん、あなたは決してうざくなんかありません。どこにでもいるごく普通の女性ですよ!たまたま就職した寂聴さんの秘書役は本当に天職なんだと思います。いい出会いに恵まれ羨ましいです。あなたは素敵で輝いていますよ!ご結婚されるとのことですが、心からおめでとうと祝福いたします。別に小説なんか書く必要はないですよ。今のままの「まなほ」さんで、十分に魅力的です。これからも寂聴さんの秘書としてご活躍されることを願っています。2019/07/13
miu
14
セブンルールで拝見して以来、ご著書を読んでみようと思っていてようやく。瀬尾さんの好き好き大好きが溢れまくっていて、人生でこんなに好きで尊敬できる人に出逢えるのも稀だろうな、と羨ましく思った。どういう経緯で寂庵に就職されたのか気になるところ。瀬尾さんのためにも長生きしてくださいね、寂聴先生。2020/08/16
海(カイ)
10
【図書館】年は離れていても二人の仲が素敵だなぁと思えます。2022/11/15